夕刊フジ×キイストン 飲食業新時代への挑戦

経験を武器に売れる「モノ」と「場所」拡大 「Bull Pulu」

 しかし、コロナの影響で閉店したのは5店舗にとどまり、新規出店は8店舗と伸びている。その理由は、加藤氏の経歴にあった。大学卒業後、就職したのは日本を代表する大手小売り企業。幼い頃からSCが大好きだったという加藤氏は、現場やシステム部門を経て、念願のSC開発部門へ。14年間、店舗を入れる側として業態・企業・街を相当数見てきた経験がある。業績悪化でSCから撤退した他店の後に、最適のブランドを入れることに自信がある。

 そのためには、ドリンクだけでない商品、タピオカではないブランドも必要で、準備を着々と進めてきたのだ。商品は、これまでのルートを生かして台湾グルメを取りそろえた。台湾カステラ、台湾茶、豆乳を使用したスイーツの豆花、各種点心は、テークアウトにも適し女性に人気だ。

 さらに、まだSCに出店のないブランドと契約。ナポリタンで有名な「スパゲッティーのパンチョ」、牛乳食パンの「みるく」、台湾レストラン「騒豆花」のFC展開は、新たな挑戦となるが、デベロッパーの勘が働いた。また、イートインを充実すべく「セガフレード」のコーヒーをブルプルのメニューに加えた。

 FC本部と加盟店の両面から、売れる「モノ」と「場所」を拡大する事業にプラスして、今後は台湾やベトナムの食材の輸入・販売、製造機械を導入してタピオカや小籠包などの製造・卸しという2つの新事業を展開する。

 「将来、日本の食材を海外でブランド展開したい」という加藤氏。日本で起きたタピオカブームのような現象がいつか海外で見られるのか、楽しみだ。(取材・福士由紀)

zakzak

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