BOYS AND MENの弟分で4人組グループ、祭nine.が15日に新曲「ROOTS」をリリース。放送中のテレビ東京系アニメ「デュエル・マスターズ キング!」のエンディング曲に起用されて話題となっている。
祭nine.は甘いマスクとお祭りムードのパフォーマンスで人気。2019年に令和初となる日本武道館単独公演を開催して注目を集めた。
リーダーの寺坂頼我(21)、野々田奏(21)、横山統威(20)、神田陸人(23)の4人はサンケイスポーツの取材に対応。同アニメはシリーズとして2002年から放送され、17年のメジャーデビュー曲「嗚呼、夢神輿」もエンディング曲に採用された。野々田は「20代前半の僕たちはアニメとドンピシャ世代」と明かし、寺坂は「同世代からはエンディング曲を担当してすごいねと言われます」と喜んだ。
今回は持ち味である明るくポップなリズムから一転、ミディアムテンポの楽曲に挑戦。ミュージックビデオは公開中だが、横山によると「ひとつとつの言葉をしっかり伝える」ことに主眼を置き、神田は楽曲の高音に対応するため「発声から見直してレッスンを重ねた」と明かした。
寺坂は「笑顔全開ではなく、感情を内面に秘めて歌うことは新鮮」とグループの表現力アップをアピール。野々田も「この曲で成長を感じた」と手応えを感じていた。
寺坂は放送中のテレ東系「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」に主演。芸能界を目指すきっかけはウルトラマンなどの特撮ドラマと明かし、「おもちゃ屋さんに(トリガーの)キャラクターが飾られているのを見ると、ヒーローをやっているという実感がわきます」と話していた。
グループでは6月に高崎寿希也(20)が脱退。寺坂はメンバーを代表して「ファンのみなさんを不安な気持ちにさせてしまいましたが、僕たちは4人でも続けていこうと決意しました。支えてくれたファンのためにも、みなさんと心を預け合えたらうれしいです」とメッセージを送った。