小泉今日子ナレーション コロナ禍…老舗ライブハウスの1年半 - イザ!

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小泉今日子ナレーション コロナ禍…老舗ライブハウスの1年半

ナレーションを務める小泉今日子
ナレーションを務める小泉今日子

京都市内で47年営業を続けている老舗ライブハウス「磔磔(たくたく)」。コロナ禍でエンターテインメント業界も自粛を余儀なくされ、ライブハウスが苦境にあえぐなか、ドキュメンタリー番組「磔磔というライブハウスの話」が昨年夏、フジテレビ(カンテレ、BSフジも)で放送され大きな反響を呼んだ。

今月28日には「磔磔 ライブハウスとコロナの500日」(深夜1・35、関東ローカル)が放送されるが、昨年に続きナレーションを担当する小泉今日子(55)がこみ上げる思いを口にする。

「新型コロナウイルスの影響がこんなに長く続くとは思っていなかった。ライブハウスという場所には見る側の人、ステージに立つ側の人といろんな人の思いが詰まっている。それはすごいエネルギーだと思う」

番組にふれ、新しい発見もあると感じた。

「コロナ禍でいったん背負っているものから解放されたというか、以前とは違う何かを求めたようなみなさんの姿が純粋で美しくも見えた。大変な時代だけど、私もまた前に進みたくなった」

この1年半をずっと定点で観察してこなければ成り立たなかった番組だと確信する。

「だって何が起こるか誰も分かっていなかったから。番組に詰まっているステージと熱量は、コロナ禍でないと一つも生まれなかった、本当に尊い、希少な映像。コロナ禍のドキュメンタリーでありつつ、すばらしい“ライブ番組”。たくさんの人に見てほしい」

築100年を超える木造の蔵を改造した建物の「磔磔」。1970年代から国内外のミュージシャンたちが演奏を繰り広げ、多くの「伝説」も生んだ。

昨年の番組はミュージシャンの証言や貴重なライブ映像も紹介しつつ、店主を続けてきた水島博範さん、現在店主を務める息子の浩司さんという音楽を心から愛してきた父子の姿を通じて「ライブハウスの魅力とは何か」を問うものだった。

今回はウイルスとの1年半を追った現在進行形のドキュメンタリーとなる。番組スタッフは最小限の人数で1カ月に1度の割合で京都に足を運び取材を続けてきた。

先行きが見えないなかでも何とか「ライブ」を続けたい。場所を失いたくない。だが今夏、変異型ウイルスの出現でさらに感染者数は上昇。緊急事態宣言は続いた。

2代目店主・浩司さんの目線を軸に無観客配信、有観客など、この500日で行われた多くのミュージシャンたちのライブ演奏を届け、関わる人たちのインタビューもまじえ、くじけず鳴り響く音楽の記録を伝える。

出演者はくるり、サニーデイ・サービス、フラワーカンパニーズ、怒髪天、竹原ピストル、大友良英、鈴木慶一(ムーンライダーズ)、鈴木茂(ex はっぴいえんど)、シーナ&ロケッツ、ウィルコ・ジョンソン(ex Dr.FEELGOOD)ほか。


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