【こだわりの極意】ローサ・サラザールの演技術に魅せられた! Netflix『ブランニュー・チェリーフレイバー』 - イザ!

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こだわりの極意

ローサ・サラザールの演技術に魅せられた! Netflix『ブランニュー・チェリーフレイバー』

 久々にハマった! 寝る間も惜しまず観続けた。またしてもNetflixにやられた。それが『ブランニュー・チェリーフレイバー』だ。

 デヴィッド・リンチとも、コーエン兄弟とも違う。ニック・アントスカとレノア・ザイオン。観るものの胸をザワザワさせる新たな映像作家チームとの出会いだ。

 主役のリサ・ノヴァを演じるローサ・サラザールには妙にひきつけられる。プロフィールを見れば、へ~、カナダで生まれて、ワシントンD.C.で育ったキューバ系アメリカ人なんだ。『アリータ:バトル・エンジェル』の主役もやったんだ。そうだ! 日本にもプロモーションで来てたな。思い出した!

 キューバ系か。だから役のブラジル人がむちゃくちゃしっくり来る。

 なんか昔の大阪の友達の子に似てるなと思いながら観れば、胸を出すのもいとわない体当たり演技。

 身長が高いわけでも、スタイルが抜群にいいわけでもない。

 一瞬で邪悪な表情に変わったり謎めいたり。

 訓練で積み上げた演技術に、アクターズスタジオに代表されるアメリカのその職業の人物を掘り下げ、その人物になり切るアプローチに今更ながら感服する。

 ほんとうにオーディションで、これ! という人を見つけてくる。

 Netflixのジャンルではホラーになってはいるものの、そんな単純なストーリーではない。

 ネタバレが嫌なので、ざっくりいうとハリウッドの裏話もの。日本でも昔はよくあった持ち込んだ脚本を「君は素晴らしい! 君に監督をやってもらいたい!」とおいしいことをいわれて喜んでたら、それが知らないうちに別の映画監督で映像化されることを知る。

 そんなとこから始まり、そこに心霊的なものが絡み、この世のダークサイドへ引きずり込まれていく。

 あっ、あれね! と思った方。Netflixのラインアップ紹介的に流れるCMの中に映りこむタトゥーですが、まったくストーリーと関係ありません。だが、この辺も実にうまい!

 思わせぶりなラストが心憎い。シーズン2が待ち遠しい。

 ■高嶋政宏(たかしま・まさひろ) 1965年10月29日生まれ。東京都出身。87年、映画『トットチャンネル』で俳優デビュー。映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ファイナル』が公開中。また10月15日には映画『燃えよ剣』が控える。黒澤明監督の名作を舞台化した『酔いどれ天使』が東京・明治座で上演中(9月20日まで)。10月1~11日は大阪・新歌舞伎座で上演する。

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