シャープは8日、新型コロナウイルスの感染拡大で昨年3月から生産している不織布マスクについて、新たに口元の空間を広げて息をしやすくした「シャープクリスタルマスク」を発売した。立体形状の新タイプに、ネットユーザーは「この形が欲しかったの!国産メーカーで!」と大歓迎。同日から、同社のインターネット通販サイト「ココロストア」で販売を開始したが、初回販売分は数時間で売り切れるほどの人気を博している。
新製品は着用時の顔のラインを端正に見せるため、六角形の水晶のようなデザインを採用した。立体構造にし、外側の不織布や鼻のラインに型崩れしにくい素材を使うことで、マスク内の口元の空間を長時間確保しながら、マスクと顔の隙間を減らして眼鏡の曇りを抑える。
税込み価格は5枚入りが699円(送料別)、15枚入りが1980円(送料込み)。毎月定期購入できる「定期便サービス」では15枚入りが1880円(送料込み)。
一般販売を始めて以来人気を集め続けている同社製の新タイプということもあり、発売直後から購入希望者が殺到。同社の公式ツイッターでも同日午前11時30分に販売開始を告知したものの、一般販売分は数時間で完売し、16時すぎには「ごめん、売り切れたみたい」とお詫びツイートをする展開となった。
リプ欄には「出遅れた」「早い、早すぎる」「発売されたことを知る間もなく売り切れ…」など、買いそびれたユーザーの嘆きがずらり。「早く再販されますように」「次回はいつですか~」と催促するメッセージも散見された。