歌手、GACKT(48)が重度の発声障害で活動を無期限休止すると8日、サンケイスポーツなどが報じた。このニュースを受け、同日朝のヤフーリアルタイム検索やツイッターのトレンド1位にGACKTの名が急浮上。主演映画「翔んで埼玉」や来年公開予定の続編のタイトルもランクインし、GACKTの体調や、今後の活動を心配するファンの反響が続々と寄せられている。
同紙の記事が伝えた日本のエージェント事務所の説明によると、8月に海外から帰国後に体調不良を訴え、一時は生命の危機に陥る状態まで悪化。現在、容体は安定しているが「重度の発声障害」も発症。医師から「仕事の続行は不可能」と判断が下り、活動休止を決めた。生活拠点はマレーシアの首都・クアラルンプールだが、日本の自宅で療養中とのこと。
関係者はGACKTについて「今は話すのも大変で、完治の時期も不明。新型コロナウイルス感染症ではないと聞いている」と話している。7月には国内で公演を開催したが、8月14日から生配信チャンネルを体調不良で中止していた。
活動休止を受け、来年公開予定で二階堂ふみ(26)とのダブル主演映画「翔んで埼玉II(仮)」の撮影は中断となった。配給の東映によると、撮影は8月末に始まり、GACKTは今月上旬から参加するはずだった。現状は予定通り来年公開としており、「製作の中止は考えておりません。早い回復と活動再開を心より願っております」とコメントした。
今後は主治医のいる海外に戻り、持病や発声障害の精密検査を行い、活動再開に向けて治療に専念するという。