8日の東京株式市場の日経平均株価は反落して始まった。寄り付きは前日比96円59銭安の2万9819円55銭。前日7日までの急速な上昇で目先の利益を確定する売りが出たほか、7日のニューヨーク株式市場で新型コロナウイルス変異株による感染再拡大の懸念からダウ工業株30種平均が続落した流れも影響した。
ただ、その後は今月29日投開票の自民党総裁選を控え、次期政権が策定する経済対策への期待感で上昇に転じる場面もあった。