【S列車で行こう シルバーマル“得”ぶらり歩き】ビアマグや灰皿に興味津々 文京区立森鴎外記念館「観潮楼の逸品」展 - イザ!

メインコンテンツ

S列車で行こう シルバーマル“得”ぶらり歩き

ビアマグや灰皿に興味津々 文京区立森鴎外記念館「観潮楼の逸品」展

文京区立森鴎外記念館
文京区立森鴎外記念館

 「舞姫」や「阿部一族」などの小説を著した文豪で陸軍軍医総監も務めた森鴎外がかつて住んでいた「観潮楼」跡地に建つ、文京区立森鴎外記念館=写真(1)=で開かれている特別展「観潮楼の逸品」(一般500円、12日まで)=同(2)=の会期が迫ってきたので、電車の空いている時間帯にシルバーパスで出かけた。

 都営三田線白山駅下車、大観音通りを団子坂に向かって歩き10分ほどで記念館についた。このあたりは寺の多いところで、通りの名の由来の大観音がある光源寺や振り袖お七の墓があるという円乗寺などがあり、さらには根津神社も近い。実は筆者は50年前にこの地に下宿していたことがあり、そのころは三田線も通ってなくて、都電の路面電車で東大前を経由してお茶の水まで通っていた。

 その町の団子坂上にかつて鴎外が住み、住まいからはるか品川沖まで見渡せたことから観潮楼という名前をつけたという。その跡地に立った記念館で、書斎などで鴎外が愛した小物を展示するのが今回の特別展だ。留学先のドイツから持ち帰ったビアマグや愛用のすずりや灰皿などの現物が展示されていて興味深い。

 また、鴎外の生涯をコンパクトにまとめたパネルなども分かりやすく改めて偉大な存在感を感じた。30年ほど前に津和野(島根県)の鴎外の生家を訪ねたことがあったので、これで誕生から終焉(しゅうえん)の地まで見たことになるので感慨深い。鴎外は1862年生まれ、1922年没。最期に鴎外は「岩見人森林太郎」以外に墓石に刻すことを禁じたという記述を読むと感じ入るものがあった。

 外に出ると、35度超の酷暑。ほうほうのていで三田線の駅まで戻り帰宅した。(いくちゃん) 

 【文京区立森鴎外記念館】 東京都文京区千駄木1の23の4。鴎外の生誕150年を記念して2012年に開館。陶器二三雄設計の建物は日本芸術院賞など数々の賞を受賞。谷根千散策の折にはぜひ立ち寄りたい。

zakzak

  1. みずほは「F」「D」「I」に3分裂か OBに根強い旧行意識
  2. 高市氏の記者会見場で報道関係者怒鳴り声
  3. 内田理央のおっぱい写真にファン大興奮「一瞬ビビった」「萌え死んだ」
  4. 次の自民党総裁にふさわしいのは誰? 高市前総務相が衝撃の「81%」 菅首相の11・9%を7倍近く引き離す 夕刊フジ・zakzak緊急アンケート