群馬交響楽団にサントリー地域文化賞「生活に浸透し愛されている」

産経ニュース
高崎芸術劇場オープンを記念した「第九演奏会」=令和元年9月20日
高崎芸術劇場オープンを記念した「第九演奏会」=令和元年9月20日

サントリー文化財団の「第43回サントリー地域文化賞」に、群馬県の群馬交響楽団(理事長・山本一太知事)が選ばれた。「県民の生活に浸透し愛されていること」が決め手となった。

「日本の地方オーケストラの草分け的存在」と言われる群響は、昭和20年に誕生した「高崎市民オーケストラ」が前身。創設期の様子は映画「ここに泉あり」で描かれ、全国的に注目された。22年5月からは、児童生徒を対象に学校などで行う移動音楽教室がスタート。現在まで続く群響の活動の柱で、令和2年度末までに延べ642万人超の子どもたちが鑑賞した。コロナ禍でも、団員が自宅などで撮影した思い思いの演奏映像を動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開した「おうちで群響」など新たな試みにも積極的に挑戦した。

受賞理由は、県民の生活に浸透し愛されていることに加え、「移動音楽教室などで小中高生のころから音楽に親しむ地盤を作り続けていること」が挙げられた。7日に行われた受賞会見では、群響の薮原博専務理事が「県の宝である群馬交響楽団の地域に根差した活動が評価されての受賞であり、大変うれしく思う。引き続き地域の音楽文化の発信・発展に努めていく」などとする山本知事のコメントを伝えた。

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