「苦労が一瞬で水の泡…」愛知“密フェス”最悪の一手 音楽イベント大打撃、アーティスト内では分断の危機 - イザ!

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「苦労が一瞬で水の泡…」愛知“密フェス”最悪の一手 音楽イベント大打撃、アーティスト内では分断の危機

カオス状態だったという会場(参加者提供、画像の一部を加工しています)
カオス状態だったという会場(参加者提供、画像の一部を加工しています)

 コロナ禍で1年半以上も苦境が続くエンタメ業界だが、8月29日に愛知県常滑市で開催された音楽フェスがコロナ対策をめぐって批判を浴びたことでさらに厳しい状況に直面している。このフェスをめぐってはアーティスト内でも分断の危機を呼んでいる。開催と中止の間で揺れる音楽フェスだが、今回は最悪の一手となったようだ。

 「office keef」(名古屋市)が主催した「NAMIMONOGATARI2021」では、緊急事態宣言下にもかかわらず、マスクをしていない観客が密集する様子や、会場で酒類が提供される様子がSNSなどで伝えられると非難が殺到していた。

 愛知県や常滑市からも怒りの声が上がっており、主催者には今後施設の利用を認めないとするなど厳しい措置を取ることを表明している。

 この事態に、ラッパーのZeebra(50)やAK-69(43)が相次いで出演したことを謝罪。フェス会場ではコロナ対策がほとんど取れていなかったことを認め、中止を呼びかけるべきだったなどの反省の言葉を述べている。

 一方で、出演していなかったラッパーのSEAMO(45)は「あれやられたら僕らの苦労が一瞬で水の泡になる…」と怒りをあらわにした。

 さらにラッパーのREINO(17)も「リスペクトしてる人たくさん居たけど。ガッカリ」と失望を隠さない。「これはお客さんよりも、ラッパーの責任ですよ」と厳しい言葉を投げかけるなど、アーティストの間からも非難の声が上がっている。

 「コロナ禍の厳しい現状では、業界全体がひとつになって事態の打開を図らなければならないのに、今回の件で業界の足並みが乱れることは間違いない。真面目に対策を取りながらも、ぎりぎりの判断で中止を決めたイベントがバカを見るからです」と音楽関係者は指摘する。

 主催者側は、感染防止の対策は講じていたとしながらも、「感染予防に対する認識の甘さでご迷惑を掛け、心より反省しています」とウェブサイトで謝罪した。しかし、経済産業省は、イベントに補助金交付が決まっていたと明らかにした上で取り消しの可能性があるとしている。

 今月に千葉市と大阪市の2会場で開催予定だったスーパーソニックは、出演者の移動や隔離期間の確保が難しいため、大阪会場の中止を発表。千葉会場は客同士の距離を保つ形で座席を設置して開催するとしている。

 「しかし、今回の件を受けて、今後のイベントはより厳密な対策を求められることになるだろう。ただでさえ運営人員の確保や費用、集客などで厳しいのに、さらなる負担を強いられてしまう。ほかのイベントの足を引っ張る最悪の一手だった」と先の音楽関係者はこぼす。

zakzak

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