「もののはじまりなんでも堺」カルタ作成

産経ニュース
「Omoroiさかい実行委員会」が作成した「もののはじまりなんでも堺」カルタ
「Omoroiさかい実行委員会」が作成した「もののはじまりなんでも堺」カルタ

堺市に起源や発祥を持つ出来事が、カルタにまとめられた。市民有志で構成される「Omoroiさかい実行委員会」のメンバーが、事実確認や絵札を描くなど3年かけて「もののはじまりなんでも堺」カルタを作り上げた。市教委を通じて市内の小中学校に寄贈し、カルタ遊びを通じて地元を深く知ってほしいとしている。

「た」の読み札は「種子島(たねがしま) 行って学んで 戦(いくさ)変え」。鉄砲が種子島に伝来した戦国時代に、堺で鉄砲製造が始まった歴史を紹介している。「へ」の札では「平地も坂も! 鉄砲技術で 風を切る」と読まれ、近代以降に鉄砲製造技術が生かされて自転車産業の中心地になっていったことが記されている。読み札の裏には解説もあり、カルタを楽しみながら堺が起源や発祥になった事物が学べる。

平成30年5月、同会の会合で堺の歴史、文化を後世に伝えようとカルタ製作が企画された。事務局長の池田捷三(しょうぞう)さん(78)は「〝もののはじまりなんでも堺〟といわれているが、大人でも挙げられるものは数えるほどしかない。ちゃんと調べだしてみようとなった」と振り返る。

約50年前に堺商工会議所がまとめた記録を見つけて調査は大きく進展したが、誇張されたり不正確だったりする事案もあった。池田さんが中心となって関係団体や企業を回って、何度も確認を重ねて最終的には古代から現代にまたがる56個の起源や発祥がまとまった。

カルタは「あ~わ」の44文字に、「を、ん、ゐ、ゑ」の4文字を加えた48枚の読み札、絵札をそれぞれ作成した。札に収まり切れなかった8個については、付録の小冊子に掲載。発祥や起源にゆかりがある場所を示した地図も添付した。

絵札を担当した同会メンバーの柿沢和代さん(73)は「多くのはじまりがあった。こんなに誇れるまちは他にはないと知ってもらいたい」と呼びかけ、池田さんは「間違えてはいけないと調べたが、とても勉強になった。カルタが多くの人の地元愛につながってほしい」と話していた。

カルタは2500セットを作成。小中学校などで活用してもらおうと、堺市教委に137セットを寄贈し、残りは市内の観光案内所などで千円(税込み)で販売している。

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