【ニッポン放送・飯田浩司のそこまで言うか!】和合さん、若冲…パラ開会式に感動 今回が集大成となる新行市佳アナが熱いリポート - イザ!

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和合さん、若冲…パラ開会式に感動 今回が集大成となる新行市佳アナが熱いリポート

東京パラリンピックの開会式で「片翼の小さな飛行機」を演じる和合由依さん=24日、国立競技場
東京パラリンピックの開会式で「片翼の小さな飛行機」を演じる和合由依さん=24日、国立競技場

 東京五輪に続き、東京パラリンピックの熱戦が続いています。私の担当するニュース番組「飯田浩司のOK!Cozy up!」(月~金曜午前6-8時)からは、アシスタントの新行市佳アナウンサーがこの期間、取材に専念しています。毎朝6時半ごろに熱いリポートを届けてくれています。

 彼女は入社まもなく任された番組がきっかけで、ライフワークのようにパラスポーツを取材してきました。リオデジャネイロと平昌(ピョンチャン)冬季パラで現地に赴き、今回は集大成と張り切っています。

 先週火曜の開会式は、その物語に引き込まれました。「WE HAVE WINGS(私たちには翼がある)」をテーマに、会場を「パラ・エアポート(空港)」に見立てた演出。人間は誰もが自分の「翼」を持っていて、勇気を出して「翼」を広げることで、思わぬ場所に到達できる。

 主人公の「片翼の小さな飛行機」を演じた和合(わごう)由依さんの表情豊かな演技に魅了されたのはもちろん、義足や車いすのダンサーや、個性豊かなさまざまな飛行機を演じる出演者に、ただ感動していました。

 その一貫したメッセージと言葉を介さないユニバーサルな表現に、思わず「(カナダの世界的サーカス集団の)シルク・ドゥ・ソレイユみたいだね」とつぶやくと、新行アナからSNSで即座に返事がきました。

 「この開会式のステージアドバイザーを担当した栗栖良依(くりす・よしえ)さんは、日本初のソーシャルサーカスカンパニー『SLOW CIRCUS PROJECT』を立ちあげた方で、このプロジェクトにシルク・ドゥ・ソレイユがサポートしているんです。ソーシャルサーカスは、サーカス技術の練習や習得を通じて社会性やコミュニケーション力を育むプログラムとして、世界各地で社会的マイノリティー支援に活用されています」

 「海外のソーシャルサーカスは貧困や差別問題解消のためのものが多く、障害のある人と一緒にサーカスをしている団体はそこまで多くないため、障害のある人もない人も一緒にサーカスを行うという形は、今後日本から発信していくことができる新たな可能性なのかもしれないです」

 東京五輪では、演出メンバーの相次ぐ辞任や解任など、直前まで混乱が続いた一方、パラは落ち着いて準備できた利点がありました。式典関係者は「五輪の裏でしっかり地道に用意することができた。外野の注文も少なかった」と言います。

 サーカスというマイノリティー支援で世界的な価値観とも接続し、障害者支援という新たな可能性を盛り込み、なおかつ伊藤若冲(じゃくちゅう=江戸時代の画家)など、日本的要素をさりげなく配する見事な演出。現場に任せて、外野が口うるさく突っ込まなければ、ここまでのモノができる。日本やるじゃん!

 そして、ここまでの知見を人知れず、ずっと温め続けてきた新行アナにも舌を巻きました。月並みですが、若い人たちの力はすごい。新行アナのリポートにも、ご期待ください!

 ■飯田浩司(いいだ・こうじ) 1981年、神奈川県生まれ。2004年、横浜国立大学卒業後、ニッポン放送にアナウンサーとして入社。ニュース番組のパーソナリティーとして、政治・経済から国際問題まで取材する。現在、「飯田浩司のOK!COZY UP!」(月~金曜朝6-8時)を担当。趣味は野球観戦(阪神ファン)、鉄道・飛行機鑑賞、競馬、読書など。

zakzak

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