1970年代を中心に活躍したスウェーデンの世界的ポップグループ、ABBA(アバ)が約40年ぶりに復活することを2日、公式サイトで発表した。「ダンシング・クイーン」「マンマ・ミーア」など数々のスーパーヒットを飛ばした伝説の4人の本格的な活動再開に、ネット民は「今年一番のニュース」「鳥肌立ってる」などと歓喜している。
同サイトやユニバーサル・ミュージック・ジャパンの発表によると、11月5日に新アルバム「ヴォヤージ」を世界同時リリース。前作にあたる81年発売の「ザ・ヴィジターズ」以来、約40年ぶりの完全新作アルバムとなる。
また、来年5月27日から英ロンドンにある3000人収容の特設「ABBAアリーナ」で、メンバー4人と10人編成の生バンドがデジタル技術を使って“共演”するバーチャルコンサートを開催することも発表された。
メンバーのアグネタ・フォルツコグ(71)、ビョルン・ウルヴァース(76)、ベニー・アンダーソン(74)、アンニ=フリッド・リングスタッド(75)の4人は、ユニバーサル・ミュージックグループを通じて「この数十年にわたり、何らかの方法で私達のことを辛抱強く見守って下さった皆さんへ。大変お待たせしました。いよいよ新たな旅の始まりです」と活動再開を報告。今回の復活にあたり、2018年に最初のセッションを行ったそうで、「この作品を世界の皆さんと分かち合える時がとうとうやって来たなんて、信じられないくらいです!」などと喜びを語っている。
ツイッターでは朝から「ABBA」がトレンド入り。SNSやネットニュースのコメント欄には、「今年一番のニュース」「アバのダンシングクィーンで、洋楽ファンになった私には、鳥肌ニュースです!!」「世界を一世風靡したあの4人組。あの歌声が又聴けると思うと嬉しい」「大好きで今でもよくCDを聴いています」「ABBAの楽曲はハズレ曲がない」などと歓喜の声が舞い込んでいる。