ここまで進んだ最新治療

脇の多汗症の新薬「エクロックゲル」 早くて2~3日、遅くても2週間で効果 保険適用で使える

 多汗症の症状である多量の汗は、主に体温調節のために汗を出す「エクリン汗腺」から分泌されている。塩化アルミニウム製剤は、汗の出口を塞ぐ働きがある。一方、エクロックゲルは、エクリン汗腺が交感神経から伝えられる汗を出す指令を受け取れないようにブロックする作用がある。

 エクロックゲルはサラサラしたゲル状の透明な液体で、キャップ部分のアプリケーター(塗布具)の上にワンプッシュして薬を出し、それを片脇に塗る。さらにワンプッシュして反対側の脇に塗る。1日1回使用し、本剤1本(20グラム)で14日分になるという。

 「早い人は2~3日でシャツの汗染みが出なくなり、遅くても2週間内には効果が実感できると思います。臨床試験では、比較的重症の患者さんでも半数の人で、多汗が50%以下に抑えられるとされています。効果が弱ければ、塩化アルミニウム製剤との併用も検討されます」

 塩化アルミニウム製剤は副作用として高率で皮膚炎が起こるが、エクロックゲルで皮膚炎が起こる確率は6・4%と副作用が少ないという。ただし、エクロックゲルには抗コリン作用があり、眼圧が上昇したり、尿閉を誘発したりする可能性があるので、閉塞隅角緑内障や前立腺肥大による排尿障害のある患者には禁忌となっている。

 エクロックゲル(1本)の薬代は、3割負担で1462円だ。 (新井貴)

zakzak

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