【定年後の居場所】「働かないオジサン」にならないために 松任谷正隆氏の著書に共感(1/2ページ) - イザ!

メインコンテンツ

定年後の居場所

「働かないオジサン」にならないために 松任谷正隆氏の著書に共感

 最近、松任谷正隆氏の『おじさんはどう生きるか』(中央公論新社)を手にとってみた。

 今年70歳になる音楽プロデューサーが、時代は変化しているのに自分は対応できているのかという迷いを持ちながら書いたエッセーである。

 音楽の話はほとんどなくて、日常生活において感じたことを等身大にかつユーモラスに語っている。ユーミンとの家庭生活の一端も垣間見ることができる。

 この本の冒頭では、「多くの女性が会議に入ると時間が長引く」と発言した森喜朗元首相と思われる事例を引用しながら、テレビやネットでボコボコにたたかれているが、この人には堪(こた)えていないようにも見えると語りだす。「はて、それでは僕はどうなのか、といえば、やっぱり失格、退場、の部類なんだろうなあ」と思いを巡らせる。

 この本のエッセーの後には、松任谷氏と40代の女性コラムニストのジェーン・スー氏との対談が収められている。ジェーン氏は、“おじさん”の典型例は、自分の権力に無自覚なまま不用意な発言を繰り返す人たちだという。彼女は、おじさんたちは変化に合わせて生きなくても自分の生活には何ら影響がないからだと指摘する。

 確かに男女雇用機会均等法は施行されていても、企業における管理職の男女比率やダイバーシティの展開、女性活躍推進などの指標は国際的に見劣りする。これらの要因の1つは、自分には直接関係のないことだからという姿勢があるのかもしれない。ただ同じ時代を過ごしてきたという意味では、程度の差はあっても誰の中にもこのオジサンは存在するのだろう。

  1. ファーウェイCFO逮捕でバレてしまった「中国という国の本質」
  2. 内田理央のおっぱい写真にファン大興奮「一瞬ビビった」「萌え死んだ」
  3. 河野氏の年金改革案めぐりバトル勃発 「大増税」の可能性も…野田氏「保険料を払っている人があなたの発言で非常に不安になる」
  4. 高市氏の記者会見場で報道関係者怒鳴り声