都内で10代以下の感染割合上昇 モニタリング会議

産経ニュース
東京都のモニタリング会議後、報道陣に説明する小池百合子知事=2日午後、都庁
東京都のモニタリング会議後、報道陣に説明する小池百合子知事=2日午後、都庁

新型コロナウイルスの感染状況を分析する東京都のモニタリング会議が2日、都庁で開かれた。感染拡大が続く中で、新規感染者に占める10代と10歳未満の割合が上昇しており、専門家は新学期を迎えた学校生活での感染防止対策の徹底を求めた。医療機関への病床確保の要請により、即応可能な病床が150床増え、全体の確保病床は6117床になったことも報告された。

新規感染者は6月中旬以降、50代以下が9割以上を占めている。最も多い20代が全体の3割近くに上る一方で、10代と10歳未満の割合は4週連続で上昇し、国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長は「あらゆる世代が感染リスクを有している」と指摘した。

直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は8月25日の4388人から今月1日には3290人に減少した。だが、大曲氏は「医療提供体制の深刻な機能不全は改善していない」と危機感を示した。

一方、都が厚生労働省と行った改正感染症法に基づく医療機関への病床確保の要請により、コロナ病床は5967床から6117床に増え、そのうち重症者向け病床も392床から465床に上積みされた。ただ、都が目安としていた全体で計7千床の確保には至っていない。

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