阪神が首位陥落…矢野監督は絶不調 “同期”智弁和歌山・中谷監督は甲子園制し絶頂も - イザ!

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阪神が首位陥落…矢野監督は絶不調 “同期”智弁和歌山・中谷監督は甲子園制し絶頂も

夏の甲子園で元阪神ドラフト1位の中谷仁監督(42)が智弁和歌山高を頂点に導いた29日、“同期入団”の矢野燿大監督(52)率いる阪神は広島戦(マツダ)で3連敗。4月4日から守ってきた首位から一気に3位まで転落した。

最下位相手によもやの3タテを食らい首位陥落。矢野監督は「最終的に一番上にいることが大事。落ち込む必要もない」と、自らに言い聞かせるように話した。

ペナントレースも人生も、山あり谷ありだ。矢野監督は中日で正捕手をつかみかけていた1997年オフ、交換トレードで阪神へ移籍。同年秋にドラフト1位指名されたのが、その夏の甲子園の優勝捕手に輝いた中谷監督だった。当時を知る球団関係者は「伝統高校出身で期待の星。正捕手の山田(現阪神2軍バッテリーコーチ)や矢野と争ったが、なかなか芽が出なかった」と振り返る。

プロ2年目の99年には不慮の事故で失明危機に見舞われ、矢野監督が正捕手の地位を固めるなかで、2005年オフには構想から外れ金銭トレードで楽天へ。最後は巨人でユニホームを脱ぎ、指導者として母校に戻ると、監督就任から3年で全国制覇を成し遂げた。

前出関係者は「ブルペン捕手だった13年限りで巨人を退団。15、16年と阪神タイガースジュニアのコーチに呼ばれ、そのまま球団に復帰もできたが、退路を断って高校球界を選んだ」と明かす。そして今や、矢野監督より先に日本一監督だ。

先手先手で動く采配で頂点をつかんだ中谷監督に対し、信じた選手を我慢強く使う矢野監督はこの日も「今までの自分たちの野球をどうやっていくか」と話した。ただ、エース西勇が6連敗、大山は打撃不振で4番から降格、大型新人の佐藤輝も25打席無安打と、復調を待っているうちに巨人に首位の座を奪われた。

“同期”の中谷監督に続いて甲子園で歓喜を味わうべく、トラの指揮官はこの逆境でどんな手を打つのか。 (山戸英州)

zakzak

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