夏休み明け「学級クラスター」の懸念 デルタ株拡大で子供へのワクチン接種は必要か 専門家「副反応の確率も高くなる恐れ」 - イザ!

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夏休み明け「学級クラスター」の懸念 デルタ株拡大で子供へのワクチン接種は必要か 専門家「副反応の確率も高くなる恐れ」

 新型コロナウイルスのデルタ株の拡大で目立つのは、子供への感染が増えていることだ。教育機関での集団感染や家庭内感染は防ぐのが難しい面もあるが、現在認められていない12歳未満へのワクチン接種には慎重論も根強い。子供のクラスター(感染者集団)を防ぐにはどうすればいいのか。

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 厚生労働省のデータでは、8月18~24日の1週間で10歳未満の新規陽性者は9657人、10代は1万9342人だった。いずれも前週比約1・3倍と増加傾向だ。

 日本小児科学会は26日、夏休み中も子供の集団感染が起きていると指摘した。新学期に「学校での感染者の増加が強く懸念される」とし、やむを得ない場合には学校ごとに休校や学級閉鎖、分散登校を検討する必要があるとの見解を示した。

 国立感染症研究所もデルタ株の流行後に小児から家庭内に感染が広がるケースも増えているとして、教職員や児童、生徒らの登園・登校前の体調管理など対策を求めた。

 子供感染の現状について、グローバルヘルスケアクリニックの水野泰孝院長は「大人から子供への感染が圧倒的に多いが、子供から大人という経路もある。免疫不全など基礎疾患のある子供はリスクが高く、感染者数が増えれば10代以下でも重症化する例も出てくるだろう」と指摘する。

 現在、国内のワクチン接種は米ファイザー製と米モデルナ製が12歳以上、英アストラゼネカ製が原則40歳以上が対象で、12歳未満はワクチンを接種できない。米国などでは5~11歳を対象とした大規模治験も行われており、9月にも結果が出る見通しだ。

 水野氏は「11歳以下も接種すれば集団生活での感染拡大を抑える可能性はあり、議論する意義はあるだろう。ただ、子供の場合、副反応の確率も高くなる恐れがある」とし、リターンとリスクを考慮する必要があると強調する。

 感染抑制には大人が果たすべき役割が大きい。水野氏は「デルタ株では感染することを想定内として、感染後にどう対応できるかにかかっている。乳幼児はマスク着用の徹底も難しく、現在では人流抑制策の効果も乏しいため、小学生以下の子供がいる家庭では、保護者は積極的にワクチン接種をすることが望まれ、大人の側の節度のある行動も求められる」と注意喚起した。

zakzak

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