演歌歌手、山内惠介(38)が29日、東京・渋谷のビクターエンタテインメントで20周年曲「古傷」のオンラインカラオケ全国決勝大会を開催した。
5歳から90歳まで350人の応募があり、音源審査で10人が予選を突破。コロナ禍を鑑みてオンラインで開催し、山内ら4人が審査した結果、三重県の主婦、山本のりこさん(47)が優勝。準優勝は金子弘宣さん(50)、審査員特別賞は松葉柚愛さん(6)が受賞した。
山本さんは「山内さんの曲は全て聴いています。『古傷』は切ない歌詞に大胆なメロディーのすてきな曲で、山内さんの素晴らしい歌唱にも魅せられて、応募させていただきました。優勝は信じられない。驚いています」と大感激。
山内は「第一声から引き込まれて聴かせていただきました。歌い方も丁寧で完璧でした」と絶賛し、「約4200人が見てくださったそうです。大きなカラオケ大会になってうれしい。この『古傷』で10万枚突破を目指し、紅白歌合戦で20周年の有終の美を飾りたい」と誓った。
大会後、「古傷」とカバーアルバム「Roots」(9月1日発売)の収録曲「男の劇場」(原曲・北島三郎)を披露した。同22日の広島文化学園HBGホールを皮切りに、11月24日の横浜・神奈川県民ホールまで13都市14公演でツアーを開催する。