水泳界「頼みの綱」は池江のみ 3年後パリ五輪に向け始動、リベンジに意欲 - イザ!

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水泳界「頼みの綱」は池江のみ 3年後パリ五輪に向け始動、リベンジに意欲

レース後にカメラを向けられた池江はこのポーズ
レース後にカメラを向けられた池江はこのポーズ

 東京五輪競泳代表で日大3年の池江璃花子(21)が、2024年パリ五輪に向けて始動した。27日、中大との対抗戦(千葉県国際水泳場)の女子200メートル自由形に出場。2分1秒93で余裕の1着だった。

 五輪後の初レースだったが、大学レベルでは敵なし。2着の東京五輪800メートルリレー代表の池本凪沙(19)を2秒18も上回り「目標にしていたタイムよりも早く泳げて、ひとまずはホッとした」と話した。次は日本学生選手権(10月8日・東京辰巳)に照準を定めている。

 日本競泳陣は東京五輪で歴史的大惨敗。メダルは女子個人メドレー2冠の大橋悠依(25)、男子200メートルバタフライ銀の本多灯(ともる、19)の3個だけ。決勝進出もリレー種目を含めて9と1桁。1988年ソウル五輪以来の非常事態に陥った。

 2016年リオ五輪男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介(27)が現役を引退。パリ五輪を目指すと明言した瀬戸大也(27)や背泳ぎのベテラン入江陵介(31)はもちろんのこと、大橋も3年後となると年齢的に厳しい。世界で勝てる、日本の「顔」となるスイマーがいない。

 白血病を克服し、1年延期となった東京五輪に奇跡の出場を果たし、リレー種目にのみ出場したが「ちょっと寂しい試合だった」と不完全燃焼。パリ五輪について池江は「こつこつ積み上げて、3年後に間に合わせられたらと思っている」と青写真を描いている。

 メダルに最も近い位置にいるのが得意の100メートルバタフライで「3年後を考えると自分はいい位置にいける。楽しみかも」と意欲満々。頼みの綱である池江に、パリ五輪では日本水泳界を支えるミッションものしかかる。 (編集委員・久保武司)

zakzak

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