巨人・菅野、31歳変わらなきゃ! 広島戦で2カ月ぶり1軍登板も3本塁打浴び5失点 2度の沢村賞輝いた右腕が野球人生の岐路に - イザ!

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巨人・菅野、31歳変わらなきゃ! 広島戦で2カ月ぶり1軍登板も3本塁打浴び5失点 2度の沢村賞輝いた右腕が野球人生の岐路に

 エースはこのまま終わってしまうのか。巨人・菅野智之投手(31)が26日の広島戦(東京ドーム)で約2カ月ぶりの1軍登板も、6回までに3本塁打を浴び5失点で5敗目(2勝)を喫した。逆転Vと7年ぶりの日本一奪回に向け復肩が待たれる大黒柱だが、今季は右肘痛などですでに4度も戦線離脱。東京五輪の出場も辞退した。2度の沢村賞に輝いた右腕は野球人生の岐路に立ち、モデルチェンジの必要に迫られている。 (塚沢健太郎)

 満を持してのマウンドで、厳しい現実を思い知らされることになった。1回に鈴木にバックスクリーンへ先制2ランを叩き込まれると、続く坂倉には右中間へ2者連続アーチ。アウトになった打球もしっかり捉えられたものが多く、6回には菊池涼に2ランを浴びてとどめを刺された。

 菅野は自己ワースト4連敗。G党にとっても受け入れがたい惨劇だが、実は1週間前に予想されていたものだった。

 19日に7年ぶり2度目となる2軍戦登板で、ロッテ相手に4回3安打5奪三振。何でもない飛球を中堅の陽が見失い、適時打とした1失点に抑えた。結果だけなら及第点に映るが、ネット裏の在京球団編成担当は「やはり、どこか痛いのかな? 2軍相手だから抑えているけど、あれでは1軍ではボコボコにやられるよ」と断言。1試合の試運転で1軍に上げたのは時期尚早だったのか、この不吉な予言はものの見事に的中したのだった。

 昨年は開幕13連勝を飾るなど14勝2敗。6年ぶり2度目のMVPに輝いた。わずか1年で人が変わったような凋落ぶり。前出の編成担当は「150キロが出ているといってもスピード、キレ、コントロール、すべて以前より落ちている。勤続疲労もあるだろうけど、今までと同じでは抑えられない。何かを変えていかないと」と指摘する。

 多くの投手は30歳を過ぎたあたりで、球威や体力が衰え始めて壁に当たるもの。そこで投球スタイルを変えるなど、モデルチェンジに成功した投手は息が長くプレーできる。逆に若い頃の姿をいつまでも追い求めていると、ユニホームを脱ぐ羽目となる。菅野も今春キャンプでは新任の桑田投手チーフコーチ補佐からカーブを教わるなど、変化を求める姿はみられたが、新境地を開くまでには至っていない。

 まだ31歳なのか、もう31歳なのか。通算103勝右腕は暗中模索の状態だが、すでにシーズンは佳境に入った。エースが復帰戦を飾れず、巨人は首位浮上の可能性があった試合で2-11と大敗。勝った阪神とのゲーム差は「2」に広がった。

 それでも菅野について、原監督は「投げられたというところで、本人も満足しているところはあると思いますね。経験を持っている投手なわけだからね。今後の反省と対策という部分で、次に生かしてくれるでしょう」と評価。宮本投手チーフコーチも「智之の復活というのは、われわれにとっても是が非でも必要な部分。帰ってきてくれることによって3連覇が見えてくるだろうし、逆に智之が出てこないようであれば、また厳しい戦いが続く」と話す。あくまで首脳陣は悩めるエースと心中する構えだ。

zakzak

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