強さを発揮する日本株とは? 国内外に悪材料山積も市場関係者は期待 石油、自動車、商社…再び投資妙味 - イザ!

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強さを発揮する日本株とは? 国内外に悪材料山積も市場関係者は期待 石油、自動車、商社…再び投資妙味

業績見通しを上方修正する日本企業が相次いでいる(ロイター)
業績見通しを上方修正する日本企業が相次いでいる(ロイター)

 先週末の日経平均株価は一時、2万7000円を下回り、年初来安値を更新する場面があった。海外では米国の金融緩和縮小(テーパリング)、中国企業の規制強化、国内では新型コロナの感染拡大や政権の不安定化など悪材料が山積するなかでも、強さを発揮する銘柄があると市場関係者は期待を込めている。

 日本株については、コロナ禍の経済への影響や、菅義偉内閣の支持率低下など政治的な問題が要因との見方もある。

 これに対し、国内系証券のアナリストは「感染者数や支持率と株価の相関性は高くないため影響は限定的だ。むしろ外国人投資家が世界景気のピークアウトを懸念しているため、景気に敏感とされる日本株が売られたのではないか」と話す。

 株価は最高値を更新している米国だが、企業景況感を示す製造業景況指数は3月に高い数値となった後、落ち着いている。金融緩和縮小は既定路線で、利上げのタイミングとペースの議論に移った。

 中国では、製造業の景況感指数が昨年11月ごろを境にピークアウトしている。中国当局による教育やネット、ゲームなど新興企業への統制強化も懸念材料だ。

 ただ、日本企業については「個別に見れば業績絶好調の企業が多い。2022年3月期の最終利益見通しは4~6月期の決算発表が終わった段階で上方修正された。通常、中間決算の発表時が多い上方修正が第1四半期の段階で出てくるのは、企業側の業績に対する強い自信の表れだ」と前出のアナリストは指摘する。

 具体的にはどんなセクターや企業が狙い目となるのか。

 「石油ではENEOSホールディングス、自動車・部品ではトヨタ自動車、商社では住友商事、銀行ではりそなホールディングス、海運では日本郵船など。これらは既に物色対象となったが、直近の株価急落に伴い、再び投資妙味が出てきている。月末近辺に仕込んで配当の権利落ち前や決算発表前に売り逃げる、といった細かいトレードが必要となる」(同)

 秋の衆院選に向けた大規模な経済対策なども買い材料となりそうだ。

zakzak

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