東京パラリンピックの開会式が24日、国立競技場で行われ、ロックギタリストの布袋寅泰(59)が登場した。突如現れたロック界のレジェンドに、ネット民が興奮。NHKでの生中継の間、ツイッタートレンド上位に関連ワードが複数ランクインして、盛り上がりを見せた。
各国選手の入場を終えた式の終盤、デコトラよろしく電飾を散りばめ、荷台のパネルに江戸時代の画家・伊藤若冲の作品が描かれたトラック型の装置が入場した。布袋が作曲した米映画「キル・ビル」のテーマ曲(元は日本映画『新・仁義なき戦い』のテーマ曲)が流れ始めると、荷台のパネルが外され、中のステージから、布袋が障害を持つミュージシャンと組んだロックバンドを率いてド派手に登場。圧巻のギター演奏で会場を盛り上げた。
ツイッタートレンド上位には、「布袋さん」「布袋寅泰」「デコトラ」「キルビル」といった関連ワードが同時にランクインして、中継を見ていた視聴者の間で大いに盛り上がった。
布袋のファンは、「俺たちの布袋さんキタキタキタキターーー!!!」「音鳴った瞬間ときめいたわ~ たまらん」「世界的にも代表曲だもんね」「テンション爆上がりました」「ギターソロめっちゃかっこいい」などと大興奮。
「あの足の動き懐かしい」「BOOWY時代から左足でリズム取るの変わらないねー」と、ギターを奏でつつ、リズムに合わせて左膝を上げる動きを懐かしむ声も見られた。
開会式にキャスティングされたことについて、「この人の強みは曲や演奏だけでなく国内外での知名度とそのケレン味溢れるパフォーマンス。日本代表として国際的な大舞台にこれほど相応しいミュージシャンは他におらんよ」「そういえば布袋さんってアトランタオリンピック(の閉会式)も出てましたね」とその適任ぶりに納得する書き込みも散見された。オリンピックの開会式に出演するでのはないか、と予想していた視聴者も少なくなかったようだ。