【パラ五輪スペシャルトーク】立憲民主党・横沢高徳 パラリンピックの観戦を通じて「生きる力」感じ取ってもらいたい - イザ!

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パラ五輪スペシャルトーク

立憲民主党・横沢高徳 パラリンピックの観戦を通じて「生きる力」感じ取ってもらいたい

土田和歌子は五輪開会式で聖火リレーに登場した(共同)
土田和歌子は五輪開会式で聖火リレーに登場した(共同)

 東京パラリンピックでは、日本から史上最多255人のアスリートが出場し、日の丸を背負ってメダルを目指す。

 注目株は女子短距離の村岡桃佳選手(24)。2018年平昌冬季大会では、アルペンスキーの金を含む日本選手最多5つのメダルを獲得した。夏と冬「二刀流」のスーパーアスリートだ。

 08年北京と16年リオデジャネイロの両大会で走り幅跳び銀メダリスト、山本篤選手(39)の大ジャンプにも期待がかかる。男子短中距離の伊藤智也選手(58)は、その年齢から「鉄人」の異名を取る。自動車レース最高峰のF1で使う、軽量で強いカーボン製の車いすを投入。どんなレースができるか、楽しみだ。

 車いすテニスの国枝慎吾選手(37)は日本選手団主将として、17日の結団式で「東京五輪では心震える場面が何度もあった。われわれも勇気と覚悟を持ち、全力で戦いたい」と挨拶した。気力も体力も十分だ。

 女子の上地結衣選手(27)は身長143センチと小柄ながら、コートを動き回るそのスピードはピカイチだ。

 女子バドミントンでは里見紗李奈選手(23)。5年前の交通事故で脊髄を損傷し両脚に障害が残るが、全力プレーでわかせてくれるだろう。太田渉子選手(32)は、女子テコンドー58キロ超級で頂点を狙える逸材だ。

 脳性まひなど重度障害者がプレーするボッチャは、健常者の間でも愛好者が増えており注目の競技の1つ。車いす同士で激しくぶつかる、車いすラグビーは迫力満点だ。

 大会最終日の9月5日には、新国立競技場を発着点に東京の街をマラソンランナーが疾走する。前回リオ大会の女子銀メダリスト、道下(みちした)美里選手(44)は、悔しさをバネにトレーニングに励んできた。目標はもちろん金メダル。伴走者と息を合わせ、どんな記録が飛び出すか。土田和歌子選手(46)はマラソンに加えてトライアスロンにも出場する、まさにパラスポーツ界のレジェンドだ。

 東京パラリンピックはハンディキャップを抱える選手たちが、車いすのような道具や伴走者などのガイドの力を借りながら、自分の可能性を最大限に追求する。テレビやラジオなどを通じて観戦される皆さんにはぜひ、「生きる力」や「どうすれば不可能を可能にできるか」を感じ取ってもらいたい。

 ■横沢高徳(よこさわ・たかのり) 1972年、岩手県生まれ。盛岡工高卒業後、二輪車メーカーのスズキに入社し、モトクロスライダーとして活躍した。97年、練習中の事故で脊髄を損傷し、車いす生活に。リハビリ中にチェアスキーと出会い、2010年のバンクーバーパラリンピックでは、アルペンスキー男子大回転座位21位。19年参院選岩手選挙区で初当選し、現在は立憲民主党に所属する。

zakzak

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