【ぴいぷる】女優・佐々木希 癒しとパワーもらえる子育てと芝居 母になってさらに美しく輝きを照らす - イザ!

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女優・佐々木希 癒しとパワーもらえる子育てと芝居 母になってさらに美しく輝きを照らす

撮影・酒巻俊介
撮影・酒巻俊介

  母になって、その美しさにさらに輝きを増した。2018年9月に第1子となる男児を出産。一時仕事をセーブしていたが、現在は子育てに追われながらもテレビドラマやバラエティー番組などで大活躍だ。

 芸能活動は時間が不規則になりがちなだけに「かなりハードワークなのでは?」と向けると、「仕事と子育ては別物です」と優しい笑顔を見せた。

 「大変だけど、何より子供がかわいくて癒やしをくれる。笑顔を見るとパワーをもらえるし、幸せです」

 とはいえ、コロナ禍だけに気軽に出かけられないのが悩みの種だ。

 「本当はもっといろいろな世界を見せてあげたいんですけど、そうも言っていられない状況ですよね。だから『家族で一緒に過ごす時間は増えている』とかプラスに考えるようにしています。コロナが今後どうなるかは分かりませんが、子供に対してできるかぎりのことはしてあげたい」

 自身は6年ぶりの舞台出演に意欲を燃やしている。それが明治座で9月に上演される『醉(よ)いどれ天使』。巨匠、黒澤明監督と名優、三船敏郎という日本映画史上最強コンビの原点ともいえる作品の舞台版だ。

 「オファーをいただいてから、ずっと募る思いがありました。やるんだったら相当な覚悟で臨まなければいけないと。最初は不安もあったんですが、今は舞台を楽しみたいという気持ちが勝っています」

 主人公で戦後の闇市を支配する若いやくざ、松永(桐谷健太)の幼なじみである女性、ぎんを演じる。

 「ぎんはダンサーに憧れて東京に来るんですけど、戦争で足を悪くしてしまうんです。そんな中でもエネルギッシュに生きていく強い女性で、すごくすてき。たくましく生きていく彼女を一生懸命に演じられたら」

 出演はほかに、結核を患う松永を何とか生かそうとする貧乏医師、真田役の高橋克典を筆頭に、田畑智子、篠田麻里子、高嶋政宏と豪華な顔ぶれがずらり。演出はバイオレンス映画の第一人者、三池崇史監督が手掛ける。

 「以前に三池さんが演出した『六本木歌舞伎』を見に行ったことがあるんです。すごい仕掛けで楽しくて、今も心に残っています。三池さんが演出する舞台なので、ワクワクと胸の高まりがすごいです」

 その三池監督だが、製作発表会見で出演陣に向けて「舞台では、演じながらも自分自身をさらけ出してほしい」と注文していた。

 「絶対にさらします! 個性あふれる共演者の皆さんに負けないぞという気持ちです」

 プレッシャーを感じつつも前向きなのは、6年前に経験した初舞台『ブロッケンの妖怪』を思い出すからだ。竹中直人、生瀬勝久らベテラン俳優と共演し、舞台の醍醐味(だいごみ)を体感した。

 「あのときは何も分かっていない状態で、稽古から本番までずっと葛藤していました。でもその分、達成感がありましたし、会場がお客さんでいっぱいになったときの喜びも知って。あのときのことを思い出して、今回のお話も覚悟を決めなきゃと決心したんです」

 命を燃やして混沌(こんとん)とした戦後を生き抜いた人々を描く『醉いどれ天使』が、観客にとって明日への活力になればと願っている。

 「コロナ禍という不安の中でも、この舞台で少しでも何かを感じてもらえたらうれしいですね。私自身、エンターテインメントの力って本当に素晴らしいと改めて実感しているんです。脚本を読んで心を動かされたように、誰かにパワーを届けられたらいいなと。その気持ちを大事にして、全力で心を震わせながら演じていきます」

 芝居も子育ても全力で挑む。それが輝きの秘訣(ひけつ)なのかもしれない。

(ペン・磯西賢  カメラ・萩原悠久人)

 ■佐々木希(ささき・のぞみ) モデル・女優。1988年2月8日生まれ、33歳。秋田県出身。2005年に『週刊ヤングジャンプ ギャルコン2005』グランプリに輝き、翌年には『第2回プリンセスPINKYオーディション』でグランプリを受賞。08年の映画『ハンサム★スーツ』で女優デビュー。今年の出演作はドラマ『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』(テレビ東京系)、『にじいろカルテ』(テレビ朝日系)など。

 明治座『醉いどれ天使』は9月3~20日まで。問い合わせは明治座チケットセンター(03・3666・6666、10~17時)。10月1~11日までは大阪・新歌舞伎座で上演される。

zakzak


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