【ダッグアウトの裏側】大谷の手が気になる!!「ミスター・オクトーバー」が教えてくれたスラッガーの見分け方 - イザ!

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大谷の手が気になる!!「ミスター・オクトーバー」が教えてくれたスラッガーの見分け方

ジャクソン氏は筆者に贈った著書に自ら「ミスター・オクトーバー」とサイン
ジャクソン氏は筆者に贈った著書に自ら「ミスター・オクトーバー」とサイン

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手(27)が、懐かしい記憶を呼び起こしてくれた。8月14日(日本時間15日)、本拠地でのアストロズ戦で自身2度目の先頭打者本塁打。今季39号で、殿堂入りしているレジー・ジャクソン氏(75)の球団左打者最多本塁打記録に並んだ。

 ジャクソン氏はヤンキースなどで21年プレーして、歴代14位の通算563本塁打。1977年10月のワールドシリーズで3連発を放ち、「ミスター・オクトーバー」と呼ばれるようになった。フルスイングが代名詞で、通算2597三振は歴代最多だ。

 同氏にはヤンキース担当の頃に何度も取材した。93年から昨季まで、ヤ軍の特別アドバイザーとしてキャッシュマンGMらを補佐。現役時代はオーナーや監督と激しく口論するなど、「悪童」のイメージ通りに近寄りがたい雰囲気を漂わせていたが、顔と名前を覚えてからはいろいろな話を聞かせてくれた。

 たとえば、スラッガーの見分け方。「強打者というのは、小柄でも手が大きくて分厚い。手が分厚い選手はスタミナもある。(歴代6位の660本塁打を誇る)ウィリー・メイズは大柄ではなかったが(178センチ)、大きくて分厚い手の持ち主だった」。今なら大谷の手を見たがるだろう。

 打撃で重要なのはパワーよりもタイミングやスイングが持論。若い頃は痩せていたハンク・アーロン(歴代2位の755本塁打)が本塁打を量産できた理由を、ゴルフスイングを例に解説してくれたこともあった。

 「本を出したので日本の出版社を探してくれ」と贈呈されたのが、殿堂入り投手、ボブ・ギブソンとの共著。互いの野球理論を戦わせているので、大リーグのオールドファンには垂涎ものの内容になっている。翻訳権に関心のある出版社はご連絡を。(全米野球記者協会元理事・田代学) 

zakzak

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