全国高校野球 “雨天サスペンデッド”導入案出るも協議はあくまで「大会後」 - イザ!

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全国高校野球 “雨天サスペンデッド”導入案出るも協議はあくまで「大会後」

断続的な降雨の中で行われた近江-日大東北戦は結局5回途中に中断=19日、甲子園球場
断続的な降雨の中で行われた近江-日大東北戦は結局5回途中に中断=19日、甲子園球場

 雨天に悩まされる今夏の甲子園。大会本部は19日、降雨で成立しなかった試合をノーゲームにせず、中断した場面から後日再開する“雨天サスペンデッド”の導入を検討する意向を示した。だが協議はあくまで大会後。問題はまさに今、目の前で起きているのだが…。

 この日の第1試合は、近江(滋賀)が日大東北(福島)に1-0でリードの5回裏に雨脚が強まり中断。両校の選手が長時間ベンチで待たされた挙げ句、2時間22分後にノーゲームが決まった。3回のソロ本塁打が幻となり、井口遥希は「なんとか最後までやりたいという思いだった」と複雑な表情を浮かべた。

 順延は7度目で史上最多を更新。天候不良が続いて日程は過密化の一途だというのに、ノーゲームなら後日また1回表から仕切り直しとなる。すでに12日の帯広農(北北海道)-明桜(秋田)が4回途中で打ち切られ、中2日で再試合を行った。同じイニングを繰り返すのは時間の無駄だし、球数制限のある投手にとっては負担でしかない。

 報道陣からノーゲームとせず、成立前の試合を引き継ぐ「サスペンデッド制」を導入する考えがあるかを問われると、日本高野連の小倉好正事務局長は「『継続試合』という表記で昨年も検討していた。大会が終わった後に検討していきたい」と見直しに言及した。だが今大会中であっても、選手の故障防止や全日程の消化を理由に「2回戦から」など公平なタイミングで導入されるなら、どこからも反対意見は出ないのではないか。

zakzak

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