【トラとら虎】糸井、生死を懸けた後半戦も決め手なし 衝撃を受けた近大の後輩・佐藤輝の出現 - イザ!

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糸井、生死を懸けた後半戦も決め手なし 衝撃を受けた近大の後輩・佐藤輝の出現

代打で結果を出せない糸井。レギュラー獲りは遠のくばかり
代打で結果を出せない糸井。レギュラー獲りは遠のくばかり

 阪神の糸井嘉男外野手(40)にとって後半戦は選手生命をかけた戦場になる。

 チームの16年ぶりの優勝に貢献すれば活路は開けるが、不振に終われば進路を絶たれることになる。文字通り生死がかかった残り半分のシーズンである。

 本人は常々「ダメやったら去るしかないのがこの世界や」と話す。それだけ覚悟を決めて18年目の今季に臨んだものの、外野の一角を手にできないまま今日まできている。開幕から外野の主な布陣は左翼サンズ、中堅近本、右翼佐藤輝。以前なら勝てた相手にいまは勝てない。

 「さすがの糸井も忍び寄る体力の衰えには逆らえないということだろう。近年は故障がちで持ち前の打撃技術の足かせになっている。一番歯がゆい思いをしているのは本人だが、これもベテランの宿命。たどる道」と球団関係者は見る。

 なかでも衝撃を受けたのは近大の後輩にあたる佐藤輝の出現だった。天性のホームランバッター。恵まれた長距離打者としての資質に、かつての超人も太刀打ちできず、前半戦の主な出番は代打で、先発出場はわずか7試合。揚げ句、通算打率・200、3本塁打という危機的な成績しか残せなかった。

 「いまだ代打への戸惑いは隠せない。長年レギュラーを張ってきたから感覚が違うのだと思う。もっとも、代打で結果を出さない限りスタメンの機会はなかなか訪れない。厳しい環境に変わりはない」と球団OBは追い詰められた糸井の立場に理解を示す。

 東京五輪の期間中に行われた他球団とのエキシビションマッチ。矢野監督は糸井の現状を把握するため8試合に起用。計16打数5安打、打率・313と一応及第点の数字だが、勝負強さのサンズ、足の近本、一発長打の佐藤輝と比べると勝負手に欠けるのは確かである。厳しい現実はどうも変わりそうにない。 (スポーツライター)

zakzak

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