ダル、大谷は過去の栄光…「育成の日本ハム」ブランド失墜 中田の暴力事件が決定打 - イザ!

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ダル、大谷は過去の栄光…「育成の日本ハム」ブランド失墜 中田の暴力事件が決定打

栗山監督の「理想の上司」のイメージもガタ落ち=18日、ほっともっとフィールド神戸
栗山監督の「理想の上司」のイメージもガタ落ち=18日、ほっともっとフィールド神戸

 エンゼルス・大谷翔平投手(27)、パドレス・ダルビッシュ有投手(35)ら多くのメジャーリーガーを輩出し、プロ志望の高校球児にも人気が高かった日本ハム。近年は育成面で苦戦が目立っており、中田翔内野手(32)の同僚への暴力事案がブランド失墜のとどめとなりそうだ。

 「ここ2、3年は学校関係者に指名の可能性を打診しても、断られることが増えてきたと聞く。今の高校生や親はチームの強さよりも雰囲気とか、どれだけ選手をうまく育てているかを重視する。その点で完全にソフトバンクや西武、オリックスから遅れている」。そう声を落とすのは日本ハムの元編成担当だ。

 かつての栄光はどこへやら。高校時代の素行面への不安から多くの球団が指名を控えるなか、ドラフト1位で単独指名したダルビッシュと根気強く向き合って球界最高峰の投手まで成長させた。高校卒業後は即、米球団入りの意思が固かった大谷も1位で強行指名。膨大かつ綿密な資料をそろえて面談し、育成方針を示して翻意させると、前人未到の二刀流でのメジャー入りにまで導いた。

 そんな鮮烈な成功体験にあぐらをかいてしまったのか。近年は強みだったはずのドラフトと育成が機能せず、主力が続々とメジャーへ巣立っていく穴を、かつてのように伸び盛りの若手で埋められない悪循環からチーム成績も低迷。大谷を擁して最後に日本一に輝いた2016年以降、Aクラスは18年の3位だけだ。

 今季も早々に優勝争いから脱落し断然の最下位に沈むと、看板選手が後輩の顔面に拳を振り下ろし出場停止処分を受けるという、球団スカウト陣にとっては絶望的な事態が発生。高校球児たちが敏感に感じ取っていた、近年の日本ハムに漂うマンネリ感と不健全な空気は確信となった。

 高卒生え抜きの32歳、中田が愚行を糾弾されるだけでは済まない。これまで傍若無人な振る舞いを見逃し、若手がのびのびとプレーする環境を守れなかった栗山英樹監督(60)やコーチ陣、彼らに現場を任せてきた球団フロントに向けられる、アマ球界からの視線はさらに厳しいものとなる。

 04年の札幌移転以来、地道に築き上げてきた「育成のファイターズ」のブランドが崩壊するのは一瞬だ。新球場開業は23年。リニューアルが必要なのは、ハコモノだけだろうか。

zakzak

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