コロナワクチン2回接種で発症0.4% 重症・死亡なし 大阪府分析

産経ニュース

大阪府は18日に開いた新型コロナウイルス対策本部会議で、3月以降に確認された新規感染者計約8万5千人のうち、ワクチンを接種した人は全体の2・5%の2118人だったとの分析結果を公表した。2回目のワクチン接種後、免疫を獲得するとされる2週間以上が経過して発症した人は317人(0・4%)で、重症者や死亡者はいなかった。府はワクチン接種が感染や重症化の予防に効果があるとみて、データ収集と分析を続ける。

府によると、感染「第4波」の起点とする3月1日から8月15日までに判明した感染者8万5325人の中で、1回以上接種して感染した人は2118人(2・5%)。このうち、1801人は1回接種したか、2回接種後2週間たたないうちに発症した人らで、15日までのデータに基づく重症化率は1・7%、死亡率は1・0%だった。未接種などの8万3207人では重症化率は2・4%、死亡率は1・9%。

府は接種歴をもとに、年代別に人口10万人あたりの新規感染者数を算出。65歳以上は未接種が108・3人、2回接種後2週間以上経過したのは5・5人▽40~64歳は未接種256・1人、2回接種10・4人▽30歳以下(年齢不明含む)は未接種352・8人、2回接種34・9人-と、いずれも顕著な差がみられた。

府によると、15日までに府内で2回接種を完了した人の割合(接種率)は65歳以上が81・0%、60~64歳が45・7%、40~50代が15・9%。6月21日からの感染「第5波」で8月17日までに確認された重症者は294人に上り、40~50代が53・1%を占めた。

吉村洋文知事は対策本部会議後の記者会見で、「ワクチンを2回打って14日たてば発症自体を抑え、重症化や死亡リスクを下げる効果が非常に高い」と述べ、接種を呼びかけた。

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