【食と健康 ホントの話】高齢者の熱中症は数日間の水分不足蓄積が危険(1/2ページ) - イザ!

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食と健康 ホントの話

高齢者の熱中症は数日間の水分不足蓄積が危険

平田晃正教授
平田晃正教授

 列島を猛暑が襲い、水分・塩分補給、室温管理などの熱中症対策が必須だ。とくに熱中症になりやすい高齢者の予防・対策が重要だが、暑い日だけでなく日頃から高齢者に注意を向けておくことが、予防に大きくつながることがわかってきた。

 名古屋市消防局と名古屋工業大学電気・機械工学専攻の平田晃正教授=顔写真=らの研究グループは、名古屋市消防局が取得した熱中症と考えられる搬送者ビッグデータと、名古屋工業大学が開発した人体温熱シミュレーション技術を融合し、高齢者が熱中症を発症するメカニズムについて、横浜国立大学の協力を得て分析。救急搬送された高齢者は体温調節機能が著しく低下している場合が少なくないこと、そして高齢者の脱水をともなう熱中症は、1日ではなく数日間の蓄積によって生じることがわかってきた。

 研究は2019~20年の65歳以上の熱中症搬送者1299人を対象とし、体温(腋の下)、発生場所、搬送日時、および搬送日の朝から搬送時刻までの気象データから、深部体温、発汗を大規模数値シミュレーションにより再現し、実際の搬送時の体温と比較。なお、救急搬送時の測定体温が37℃以下の搬送者437人については、応急処置による影響が大きいとされるため除外した。

 まずは、健常な成人(65歳、75歳を対象としたモデル)を対象に、20年8月の体内深部温度および体表面温度を解析。一般的な高齢者の体温調整機能を再現した場合では、真夏の屋内の深部体温は38℃以下であるのに対し、実際の搬送時には体温が38℃以上の患者が42%を占めていた。

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