【ココリコ遠藤章造 プロ野球独り言】「水を飲むな」「女子と話すな」…最後の甲子園チャレンジで“神話”崩壊 - イザ!

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ココリコ遠藤章造 プロ野球独り言

「水を飲むな」「女子と話すな」…最後の甲子園チャレンジで“神話”崩壊

 皆様、お疲れ様です。私はこの夏、ステイホームでオリンピック観戦をし、日本のアスリートの頑張りを見て興奮し、感動をたくさんいただきました! その中で野球も見事に金メダルを獲得し、本当に良かったと思います。

 そして今度は夏の全国高校野球選手権大会、そう「甲子園」です。去年はコロナ禍の影響で、夏の甲子園大会が中止になりました。今年は基本、無観客試合(選手のご家族など限られた人のみ観戦できる)ですが、思い切って夢舞台でプレーしてもらいたいです。

 私も今からさかのぼること35年前、甲子園を目指していた球児でした。なんとか1年生からベンチ入りさせてもらい、3年の夏まで5回の“甲子園チャレンジ”をしましたが、結局は行けませんでした。当時は今と違って精神論重視もあり、基本的に「水は飲むな、つらいときに水を我慢したらヒットが打てる、好結果が生まれるんだ」。もうひとつは「異性と話をするな、女子と話をする暇があれば野球のことを考えておきなさい」。つまり「女子と話をしなければヒットが打て良い結果が生まれるんだ」と…。

 その論で臨んだ3年生最後の“甲子園チャレンジ”の相手は強豪・尽誠学園。エースに宮地(西武、ダイエー)、センターには1つ下で谷(オリックス、巨人、オリックス)が守っていました。

 私と宮地がキャプテンで先攻、後攻決めのジャンケンをするときに、宮地から「俺たち、どっちでもいいから決めていいよ~」と。「え!?」と思いながら、チームメイトに「ジャンケンで勝って先攻取ってくるぞー!」と気合入れて行った私は「あの~、ほな先攻でも良いですか?」と言い、ベンチに戻りチームメイトには「ジャンケンで勝って先攻取ったぞー」と嘘をつき、完全に相手に飲まれている状態で試合に入りました(笑)。

 後にプロで活躍する選手もいるチーム。実力差もあり、試合は終盤で0-7…。その中で私がビックリしたのは、相手チームのベンチの中に、なんと女子のマネジャーが! しかも選手とニコニコしながら話し、むしろ水まで渡しているではないか! 私が信じていた論は何だったのか?(笑)

 そして私の最終打席。「ヒットが出たら引き続き上に行って野球を続けよう、アウトならキッパリと辞めよう」と決めて入った打席、右中間にヒット性の打球! これでまだ野球続けようと思った瞬間、センター谷の好プレーでアウトに…。試合も負け、私の甲子園も野球人生も、そこで終わりました。勝った尽誠学園は甲子園でベスト4まで行きました。

 あれから35年。おじさんになった私は、今年の夏の甲子園はステイホームで楽しみます! 球児の皆さん頑張ってね!

zakzak

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