カナダ議会解散、9月20日総選挙 新型コロナ収束策が争点

産経ニュース

【ニューヨーク=平田雄介】カナダのトルドー首相は15日、議会下院(定数338)を解散し、9月20日に総選挙を実施すると発表した。中道左派の少数与党自由党を率いるトルドー氏は「新型コロナウイルス感染症をどう収束させるか国民は選ぶ必要がある」と述べ、ワクチン接種の推進や景気刺激策について国民の信を問う考えを示した。

カナダのワクチン接種完了率は71%と世界トップの水準。経済面でも現政権は積極的な財政出動で景気を支え、新型コロナ対応に関する国民の評価は高い。

一方で、トルドー氏は新型コロナ対応で「野党が妨害する」との不満を周囲に漏らし、自由党の閣僚らと最近、選挙集会型の政策説明会を活発化させていた。

下院の任期満了は2024年秋だが、「国民の支持があるうち」(調査機関アンガス・リード研究所のシャチ・カール所長)に単独過半数を得て政権運営の幅を広げる狙いがある。

ただ、争点となる新型コロナの新規感染者数は、感染力の強いインド由来の変異株(デルタ株)に置き換わるにつれてカナダでも再び増えている。景気の先行きも最大の貿易相手国である米国でのデルタ株の広がりで不透明感が漂う。

野党は「景気回復に注力すべき時期に政局に力を入れた」(保守党のオトゥール党首)、「自分勝手な選挙だ」(新民主党のシン党首)と攻撃を強めている。

カナダ放送協会(CBC)がまとめた各種世論調査によると、自由党の獲得予想議席数は171(最小121、最大212)と過半数の170を上回るか微妙な情勢だ。ロイター通信は「トルドー氏は賭けに出た」と伝えている。

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