【魅惑の美貌 若村麻由美という女優】芸は積み重ねることで生きてくる “これぞ若村麻由美”という時代劇「夜桜お染」 - イザ!

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魅惑の美貌 若村麻由美という女優

芸は積み重ねることで生きてくる “これぞ若村麻由美”という時代劇「夜桜お染」

 日本舞踊を3歳から習い、15歳で坂東流名取に。「坂東市若」を襲名した。身に付けた所作や着こなしが時代劇で存分に生かされることになる。『御家人斬九郎』(フジテレビ系)では芸者の蔦吉、『天晴れ夜十郎』(NHK)は遊女の三千歳、『柳橋慕情』(同)は研師の孫娘おせん。なかでも『夜桜お染』(フジ系)は金字塔だ。

 「芸人で隠密、これぞ若村麻由美という時代劇にしたい」とフジテレビの時代劇プロデューサー、能村庸一さんからオファーを受けた。セットは「江戸のムーランルージュ」という趣向で、映画美術の西岡善信さんがデザイン。

 「脚本家の金子成人さんがいろんな芸を盛り込んでくださるので、太神楽すら難しくて大変なのに、お手玉もできない私が“皿回し“や”花まり籠”など曲芸もやることになって…。皿回しでは井上昭監督が家から古伊万里の立派な大皿を持ってきて『うちのだから割れてもいいよ』とおっしゃる。遠藤憲一さん演じる骨董屋の皿を手に取って、回すのですが、割るわけにいかず…。うまくできてほっとしました」

 立ち回りの道具も短刀、なぎなた、傘、てぬぐいなど多種多様。

 「女剣士以外では使わないといわれたのですが、長い刀でもやってみたくて。とても難しくて大変でしたが、願いがかないました」

 衣装は七変化で6分に1回着替えている寸法。

 「1本撮るのにかつらから小物まで全部そろえるのですごい数。着替えの間、皆さんに待ってもらうのでもう必死。1本で連ドラ10本撮ってるような感覚でした。“夜桜“にちなんで衣装さんがどこかに桜を入れてくれて。かんざし、えり、帯とか…。衣装の数が多いので夜なべしてくれてましたね。芸人はファッションリーダーでもあるので、髪も“お染め結い”と名付けて結髪さんがアレンジしてくれました」

 歌舞伎のプリンス、片岡愛之助がテレビ初出演で、しかもレギュラーとあって注目され、松平健が3話でゲスト出演と話題も尽きなかった。

 「人の連ドラには出ないという松平さんが初めて出てくださって、ありがたかったです。アコーディオン奏者のcobaさんの音楽も素晴らしかった。こんな作品に出会えることはもうないと思います。未熟でしたが、全力を出し切りました。私にとっては宝物、関わってくださった皆の愛情が結集した輝かしい作品だと感謝しています」

 ■若村麻由美(わかむら・まゆみ) 1967年1月3日生まれ、54歳。東京都出身。高校卒業後、仲代達矢主宰の俳優養成所、無名塾に入塾。87年、NHK朝ドラ『はっさい先生』でデビュー。8月30日から舞台『Le Fils息子』に出演(10月17日まで全国8カ所)。

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