【カワノアユミの盛り場より愛を込めて】自粛の意味問われた五輪 コロナ禍で出勤が減り就職したキャバ嬢、1年たった今はすべてが元に戻っていた - イザ!

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カワノアユミの盛り場より愛を込めて

自粛の意味問われた五輪 コロナ禍で出勤が減り就職したキャバ嬢、1年たった今はすべてが元に戻っていた

 新型コロナウイルスの影響で1年延期された東京五輪が閉幕し、24日からはパラリンピックが開幕するが全国の感染者増加の勢いは止まりそうにない。先週から6都府県に緊急事態宣言が発令されたが、国民からは「自粛疲れ」の声も上がっている。

 度重なる時短休業要請に虐げられたキャバ嬢達は今、どうしているのか。昨年、岡村隆史が「コロナが終息したら美人が風俗嬢をします」という発言で炎上したが、その予想は的を外した。美人は自分の売り方を知っているので風俗より手軽に稼げるパパ活に転身したし、銀座ホステスは営業するキャバクラに一時避難したし、賢いホステスは昼間働きながらコロナ後の経済動向を読んで資格の勉強を始めた。結果、風俗嬢に転身したのは「風俗ならラクして稼げる」と安易な考えを持った女だけだ。

 キャバクラに長く勤めていると、スランプに陥ったとき「就職しよう」と誰しも考える。岡村発言はまさにその時期で、コロナ禍で出勤が減ったキャバ嬢は就職し、昼職女子はキャバクラに入店した。その発言から1年たった今、彼女たちがどうしているのか聞いたところ何とすべてが元に戻っていた。コロナ禍でキャバ嬢が簡単に就職できる会社はほぼブラックで、元々昼職だった女の子はコロナ禍でキャバクラに来る客がマトモではないことを痛感したようだ。

 だが、キャバ嬢達が出戻りできたということは1年前とは状況が変わったということ。五輪開催中、都内のキャバクラは緊急事態宣言下で通常営業していたし、大阪府の吉村知事がワクチン接種の副反応のツイートの裏で北新地は大層にぎわっていた。結局、延期しても感染者を抑えられなかったことも元サヤに戻ったキャバ嬢も、この1年間の自粛の意味を問われた東京五輪となった。

 ■カワノアユミ アジアの横丁を徘徊するライター。底辺キャバ嬢として歌舞伎町と海外夜遊びに20代を費やす。著書に、アジア5カ国の日本人キャバクラで9カ月間潜入就職した『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)。

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