札幌市でパラリンピック採火式 50年前の聖火台を使用

産経ニュース
50年前の札幌冬季五輪で使用された聖火台から種火を採火する鈴木陵泰君(右)=12日午後4時すぎ、札幌市役所本庁舎聖火台前広場(坂本隆浩撮影)
50年前の札幌冬季五輪で使用された聖火台から種火を採火する鈴木陵泰君(右)=12日午後4時すぎ、札幌市役所本庁舎聖火台前広場(坂本隆浩撮影)

今月24日に開幕する東京パラリンピックを前に、全国各地で聖火の種火の採火が始まった。道内では21市町村が参加しており、このうち札幌市は12日夕方、市役所本庁舎前で採火式を開催。50年前の札幌冬季五輪で使用された聖火台を介して採火が行われた。

パラリンピックの聖火は参加希望の市町村が種火をつくり、都道府県を通じて東京に集められる仕組み。札幌市では市内の小中学生7人が太陽光や虫眼鏡、火打ち棒を使って事前に起こした火が会場に持ち込まれ、1972年の札幌冬季五輪で使われた聖火台に点火した後、ランタンへ移された。

火おこしの作業に参加したという鈴木陵泰君(12)は「新型コロナウイルスの感染拡大が続く中でパラリンピックに協力できてうれしい。それぞれの選手に僕たちの思いが届いて一生懸命頑張ってくれたら」と笑顔で話した。

北海道によると採火の方法は自治体の裁量に任されており、旭川市はアイヌ民族の伝統家屋「チセ」のいろりから採火。木製の板と棒の摩擦熱で発火させる「まいぎり式」で行う地域もあるという。

北海道では16日に道内21市町村から種火を集める「集火式」を札幌市内で行うが、同市に蔓延(まんえん)防止等重点措置が発令中で感染拡大地域との往来自粛が呼びかけられているためオンライン形式とする予定。道の担当者は「本物の種火を集めることはできないが、皆さんが種火に込めた共生社会への思いはしっかり東京に届けたい」と話した。

  1. 「もううんざり」国連勤務の露外交官、侵攻批判し辞職

  2. 〝プーチン暗殺〟米上院議員が呼びかけ 「あの男を殺すしかない」ニュースのインタビューで発言 露出身の実業家は懸賞金も

  3. 中露〝蜜月崩壊〟習主席がプーチン氏見捨てた!? 「ロシアの敗北は時間の問題」中国元大使が発言 インドの浮上で変わる世界の勢力図

  4. ロシア大敗、反攻猛進撃のワケ ウクライナが東部要衝奪還、東京なら1・4倍の広さ 「プーチン大統領は四面楚歌状態」渡部氏

  5. 「ロシア軍崩壊」英機密報告書が予測 エリツィンの義息離反、兵器も旧式を投入するほど枯渇か 「プーチン氏余命2、3年」重病説消えず