静岡「医療崩壊起こりうる」 連日最多更新354人、病床利用率5割

産経ニュース
定例記者会見で「緊急事態宣言要請も視野」と危機感を示す川勝平太静岡県知事=12日、県庁(田中万紀撮影)
定例記者会見で「緊急事態宣言要請も視野」と危機感を示す川勝平太静岡県知事=12日、県庁(田中万紀撮影)

静岡県内で12日、新型コロナウイルス新規感染者が354人確認され、前日11日(288人)の1・23倍に急増して2日連続で過去最多を更新した。県の担当者が11日、直近1週間の傾向から「来週」とみていた1日平均350人に、わずか1日で到達。感染爆発に歯止めがかからない状況で12日時点の入院者、対応病床使用率とも2週間前の2倍超に増大しており、川勝平太知事は記者会見で「医療崩壊が現実に起こりうる状況になっている。新型コロナの本県発生以来最大の危機で、対策の厳重な徹底をお願いする」と、帰省などの回避を改めて訴えた。

川勝知事は危機的事態に「措置区域の住民は区域外への不要不急の移動や訪問の自粛を」と県内でも移動の制限を要請。「このまま続けばいつ緊急事態宣言を国に要請してもおかしくない。帰省や家族旅行が許される状況にはない」とした。同時に、時短営業や酒類提供停止の要請で大打撃を受ける中小事業者に対する「応援金」制度創設方針を明らかにし、感染食い止めのための人流抑制に協力してもらえる環境づくりに必死となっている。

静岡市は12日、高齢でない男性患者1人の死亡を発表した。県内の関連死者は計158人となった。

全療養者数は1900人を突破し、この2週間で2・5倍超に。12日正午時点で、入院者は279人(前日252人)、対応病床使用率は51・3%(同46・8%)と、いずれも前日から1割も増えた。病床使用率の5割突破は、病床確保が進んでいる今年に入ってからは初の事態だ。蔓延防止等重点措置を適用中の県東部は前日比4・7ポイント増の64・7%、中部は46・8%、西部は45・0%。自宅療養者も938人(前日745人)と急増して1千人に迫った。

また11日夕時点で宿泊療養施設は利用者421人(同391人)で利用率57・3%(同53・2%)と、いずれも右肩上がりが続く。

12日の新規感染確認の地域別は、浜松市79人、静岡市72人で2市とも2日連続で最多を更新。また焼津市29人、富士市27人、沼津市24人、磐田市20人、藤枝市13人、清水町10人など。

新たなクラスター(感染者集団)として12日、三島市内の学生寮で累計5人、沼津市内の事業所では同6人の陽性者が判明した。

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