“救急崩壊”寸前、緊急事態宣言 9月延期で全国拡大も…広がる“第5波”「何年も解除できない事態になりかねない」の声 - イザ!

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“救急崩壊”寸前、緊急事態宣言 9月延期で全国拡大も…広がる“第5波”「何年も解除できない事態になりかねない」の声

 国内の新型コロナウイルスの新規感染者は11日に1万5812人と過去最多を更新するなど感染「第5波」は全国への拡大が止まらない。患者の搬送先がすぐに決まらない事案も増加の一途で「救急崩壊」の危機に直面している状況だ。政府は東京など6都府県に発令中の緊急事態宣言について対象地域の拡大を検討、31日の期限も9月以降への延長論が浮上している。

 東京の11日の新規感染者は4200人。1週間前の4166人からは微増で、1人が何人にうつすかを示す実効再生産数は1・1程度まで下がっているとの見方もあるが、まだピークアウトには至っていない。入院患者のうち重症者は21人増の197人と過去最多を更新。男性2人の死亡も確認され、うち1人は自宅療養中の30代だった。

 総務省消防庁は11日、患者の搬送先がすぐに決まらない「救急搬送困難事案」が2~8日の1週間に全国52の消防で計2897件あったと発表した。前週比22%増で、現在の集計を始めた昨年4月以降、第3波の3317件(今年1月11~17日)に次いで2番目に多かった。

 集計は、医療機関に受け入れ可能かどうか4回以上照会し、救急隊の現場到着から搬送開始まで30分以上かかったケースを対象としている。

 全体の48%に当たる1387件はコロナ感染が疑われる事案で、1000件を超えるのは初めて。東京消防庁が前週から29%増の689件、横浜市消防局が80%増の214件、大阪市消防局が31%増の93件など、緊急事態宣言の対象地域を中心に増加が目立つ。

 蔓延(まんえん)防止等重点措置が適用中の13道府県についても、1週間の10万人当たりの新規感染者数は、13道府県全てでステージ4(爆発的感染拡大)。病床使用率では福島、茨城、栃木、群馬、石川、京都、滋賀の7府県でステージ4だ。産経新聞の報道では、これらの地域について来週にも緊急事態宣言を発令する場合、現在の対象地域も合わせて期限を延長することは避けられないとしている。

 政府内には宣言の全国適用を求める声もあるが、関係閣僚からは「宣言を全国に出しても感染者は減らないだろう。何年も解除できない事態になりかねない」との声が出ているという。

zakzak

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