甲子園開幕も“寄付金”ピンチ 達成率わずか6% 「高野連と朝日が負担すればいい」の声も - イザ!

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甲子園開幕も“寄付金”ピンチ 達成率わずか6% 「高野連と朝日が負担すればいい」の声も

 2年ぶりの開催となった全国高校野球選手権大会は無観客開催。日本高校野球連盟は収入の柱である入場料収入をカバーすべく支援を募っているものの、寄付額が伸びず関係者は頭を痛めている。

 「高校野球は入場料収入を財源にしています。その収入が大きく減る一方で、PCR検査やベンチの消毒など感染防止対策にかかる費用は膨らんでおり、運営は極めて厳しい状況に陥っております」

 7月28日から大会を主催する朝日新聞社のクラウドファンディングサイト「A-port」で浄財を募る=写真=日本高野連は窮状を訴えているが、期待に反して反応は乏しい。クラウドファンディングは開始初日に10%を集めるのが成立のセオリーとされる。ところが、開幕前日の10日午前0時の時点で目標の1億円に対して、応募額は600万円弱で達成率は約6%にとどまる。同企画は目標額に達しなくても成立する「オールイン型」で行われており、今月31日までに集まった額が同連盟に寄付される。

 大会を中継するNHKとABCテレビから放映権料を得ておらず、チケット収入が頼りで、1大会あたり「4億円超が必要」と同連盟関係者。コロナ禍前の2019年の第101回大会の収支決算によると、2億円超の剰余金が出ているが、各地方高野連への支援や野球振興、105回記念大会への積み立て費に充てられており、ギリギリの運営が迫られている。

 支援額は50万円(9日現在支援者1人)、30万円(同0人)、10万円(同2人)から3000円(同332人)まで8段階。クラウドファンディングは返礼品が豪華なほど金額が集まりやすいが、どの額でも同じで「A-portのページにお名前掲載」「感謝のお手紙」「寄付金受領証明書」の3点。これでは高校野球マニアには響かなかったようで、財布のひもを緩ませるまでに至っていない。

 ネット上では「今まで散々もうけてきた高野連と朝日が負担すればいい」と突き放す声も多い。先の関係者は「大会が盛り上がれば寄付も伸びるはず」。球児頼りの現状も浮き彫りになった格好だ。

zakzak

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