御朱印巡り

信州みそに深い関わり 長野県佐久市 安養寺

産経ニュース
安養寺の山門(左)と本堂=長野県佐久市(原田成樹撮影)
安養寺の山門(左)と本堂=長野県佐久市(原田成樹撮影)

東日本でみそといえば一般に信州みそを指し、全国でも長野県産のシェアは5割に迫る。大手の本社や工場が長野県に多いためだが、信州の冷涼な気候は昔からみそ造りにも適していた。そのルーツとされるのが佐久市の安養寺だ。ことの始まりは鎌倉時代に中国からみそを伝えた高僧に遡(さかのぼ)る。

日本にみそを伝えたのは、1254年に宋から帰国した無本覚心(むほんかくしん)とされる。覚心は、現在の浙江省杭州市にある杭州護国寺で修行後、杭州市の径山寺(きんざんじ)から「径山寺みそ」を持参して帰国。紀州で普化宗の西方寺(後に興国寺)を開山した。現在の和歌山県などで伝わる「金山寺みそ」のほか、みそ・しょうゆの原型を国内に伝えたともいわれる。

佐久の安養寺はもともと別の寺だったそうだが、興国寺で修行した大歇勇健(たいかつ・ゆうけん)が覚心の遺言に基づき、1365年頃に開山。普化宗の虚無僧は、深編笠をかぶり尺八を吹きながら旅をして寺を持たないが、安養寺は東日本の拠点のような位置づけだったという。1700年頃、臨済宗に吸収合併された。

さて、気になるレシピだが、田嶋英俊住職(68)によると「製法うんぬんや文献類はないし、寺でもみそを造っていたか分からない」。各家庭でみそが造られていたが、みそ店から買うようになって信州みそが形作られてきたのではないかと見立てる。

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