彩時記

打ち水 暑さしのぐ知恵 ~葉月 8月~

産経ニュース
 亀屋良長の「竹とり おおらか」
亀屋良長の「竹とり おおらか」

【旬の和菓子】

暑さを遠ざける涼菓といえば、水ようかん。この時季は京都を中心に、風情ある竹筒入りの水ようかんがお目見えする。

享和3(1803)年創業の老舗「亀屋良長」(京都市下京区)の8代目店主、吉村良和さんは「見た目で涼を取っていただくのが夏の和菓子の大きなテーマです」と話す。

青々とした真竹に流し込んだ水ようかん「竹とり おおらか」は、いただく前にちょっとした〝作法〟があるとか。まずは冷蔵庫でよく冷やす。そして付属のキリで竹筒の底に穴をあけ、口を包むササの葉を外す。竹を軽く振り、ササの上ににゅるっと水ようかんを出すと、さらに涼感が増す。

上品な甘みと滑らかなのど越しは、素材のこだわりから生まれる。店先に湧き出る名水、「醒ヶ井(さめがい)水」を使い、小豆の風味を生かしながらあんを炊き上げ、吉野葛でつるんとしたのど越しと、コクのある味を引き出す。

甘夏のピューレを入れたかんきつ色の水ようかんは、爽やかな酸味が口いっぱいに広がる。

販売は8月中旬まで。価格は6本かご入り4536円。

便利で快適な暮らしを送るなか、薄れゆく季節感。日常の情景から、四季の移ろいを切り取って、月に一度、お届けします。

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