タリバン、アフガンの州都で攻撃強化 政府軍劣勢に

産経ニュース
アフガニスタンの首都カブールで、爆発発生後に上がる白煙=3日(ゲッティ=共同)
アフガニスタンの首都カブールで、爆発発生後に上がる白煙=3日(ゲッティ=共同)

【シンガポール=森浩】米軍撤収が8月末に迫るアフガニスタンで、イスラム原理主義勢力タリバンが各地の州都など都市部への攻撃を強めている。首都カブールでは政権幹部の自宅にテロ攻撃を行った。政府軍は拠点の防衛に戦力を集中する構えだが、タリバンが奪取した地区も多く、劣勢が鮮明となってきた。

カブール中心部では3日、モハマディ国防相代行の自宅近くで自動車が爆発し、その後に治安部隊と武装グループとの間で銃撃戦となった。モハマディ氏は不在で無事だったが、少なくとも8人が死亡。タリバンが「政府指導者に対する報復作戦の始まりだ」とする声明を出した。

国内では駐留米軍が撤退を始めた4月下旬以降、タリバンが攻勢を強め、米政策研究機関「民主主義防衛財団」の調査(7月29日時点)によると、タリバンは国内全407地区のうち223地区を制圧した。政府が管理下に置く地区は68にまで減少している。

タリバンは南部ラシュカルガー、カンダハル、西部ヘラートといった複数の州都で政府軍に攻勢をかけている。特にラシュカルガーは地域のテレビ局がタリバンに占拠され、米CNNテレビは「タリバンが奪取する最初の州都になる恐れがある」と報じた。

ガニ大統領は今月2日の演説で、主要都市の防衛に注力する方針を示した上で、「現況は撤収決定が突然なされたことが原因だ」と米国を批判している。

米国も事態を重く見ており、ブリンケン国務長官は3日、ガニ氏と電話会談し、タリバンの戦闘は「人命と人権の軽視だ」と非難。政府とタリバンの停戦協議を加速させる必要性も確認した。ただ、攻勢を強めるタリバンが停戦に応じる見通しは立たず、国内の混乱は継続しそうだ。

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