体操2冠の橋本、市船橋高・神田総監督との練習帰りの車中が黄金タイムだった

サンスポ
体操の男子種目別鉄棒決勝で演技を終え、ガッツポーズする橋本大輝=有明体操競技場
体操の男子種目別鉄棒決勝で演技を終え、ガッツポーズする橋本大輝=有明体操競技場

東京五輪第12日・体操(3日、有明体操競技場)男子種目別鉄棒の決勝で19歳の橋本大輝(順大)が個人総合との2冠を果たした。全国屈指の強豪校として知られる千葉・市船橋高出身。神田真司総監督(62)と過ごした練習帰りの車中での時間が、飛躍のきっかけとなった。

練習が終わってから本当の学びが始まる。帰りの車中で神田総監督と過ごした時間が、橋本の礎を築いた。「全部が勉強になりました」。枚挙にいとまがないほど、どの話も貴重だったという。

鉄棒の演技構成に組み込んだD難度の「伸身トカチェフ」は、助言を受けて出来栄えが改善された手離し技の一つだ。「車の中で『今日はこれがよかったね』『次はこうやってみなさい』って言われて(実際に)やると、すごくうまくいくんです」と振り返る。

高校1年のときだった。体育館の改装のため約7カ月間、習志野高の練習場を借りて競技に打ち込んだ。遠方の成田市から通学していたため、夜まで続く練習後の電車の本数には限りがあった。

神田総監督は教え子を車に乗せ、時間に間に合うように同高近くの駅まで送った。「体操の考え方、組み立て方を教えてね。その日の練習を題材にして。橋本は(高校に)入ってきたときから面白い素材だった。化けるかもしれないなと」。約20分の帰路は2人にとって貴重だった。

神田総監督は東京五輪代表の谷川航、さらに弟の翔(ともにセントラルスポーツ)らも育てた名伯楽として知られる。1987年世界選手権で初めて日の丸を背負った。28歳だった当時、定時制高校の教員を務めながら母校の順大で活動していた。さまざまな学生と練習を積んだ経験が、指導の引き出しを増やした。

「『このタイプにはこうやって声を掛けるといい』とか、もし自分が教える立場になれば役に立つと感じていた」。練習の虫の橋本には、ペース配分を教えた。1種目あたり10個ある技を前半と後半に分け、5個ずつを通す練習を課した。

「そうしたら技の完成度が上がって、新しい技もできた。けがのリスクも減った。神田先生は自分に合ったやり方を言ってくれた。高校に入ってから人生が180度変わった」。薫陶を受けたホープは、才能の芽を鮮やかに伸ばした。(鈴木智紘)

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