群馬、全県で新型コロナ警戒度「4」時短要請7日から

産経ニュース
警戒度引き上げの判断について説明する山本一太知事=3日、県庁(柳原一哉撮影)
警戒度引き上げの判断について説明する山本一太知事=3日、県庁(柳原一哉撮影)

新型コロナウイルス感染拡大「第5波」に対応するため、山本一太知事は3日の臨時会見で、県独自の警戒度を最も深刻な「4」へ引き上げるとともに、飲食店などへの時短要請を行うと正式発表した。同日の対策本部会議で決めた。4日(時短は7日)~20日まで全県に適用する。3日の新規感染者数は過去最多の148人を記録しており、経済活動の制限を含む対策強化で抑制を目指す。

「過去に経験したことがないペースで感染者が急増している。早期に対策を講じないと県民を守れない」。山本知事は会見で強い危機感を示した。

県によると、感染力が強いインド由来の変異株「デルタ株」拡大を背景に、新規感染者数は7月29日以降2日を除いて連日3桁を記録。先々週(同14日~20日)の計65人から今週(同28日~8月3日)は11倍近い計707人に急増した。感染状況は政府分科会が示す指標のうち4指標でステージ4(爆発的感染拡大)に相当している。

病床稼働率も43%(2日)に上昇し、山本知事は「このペースが続けば来週後半には8割に達する」と、医療提供体制への負荷に強い懸念を示した。

県は2日に警戒度を「2」から「3」に引き上げたが、蔓延(まんえん)防止等重点措置の適用を政府に要請する栃木県など周辺自治体の動向も踏まえ機動的に軌道修正を図った。「3」の適用はわずか2日間となる。

時短要請の対象は居酒屋を含む飲食店、喫茶店など、カラオケボックスなどの遊興施設など約1万4600店。営業自粛時間帯は午後8時~午前5時、酒類提供が可能な時間帯は午前11時~午後7時とする。協力金は中小企業などの場合で2万5千~7万5千円、大企業は最大20万円。県は近く、これらの経費を計上した補正予算案を県議会に提案する。

「4」の要請では、不要不急の外出や県外との不要不急の往来の自粛、学校の部活動は対外試合などの自粛をそれぞれ求める。

今後の焦点となる県への重点措置の適用について、山本知事は「西村康稔経済再生担当相と既に協議に入った。国とともに分析を進めていく」とした。ただ見通しは明言しなかった。

(柳原一哉)

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