久保、スペイン撃破して見返せ! “流浪生活”脱出、R・マドリード残留へ最後のアピールの機会 - イザ!

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久保、スペイン撃破して見返せ! “流浪生活”脱出、R・マドリード残留へ最後のアピールの機会

 東京五輪サッカー男子日本代表は3日、初の決勝進出を懸け、埼玉スタジアムでスペイン代表との準決勝に臨む。銅メダルに輝いた1968年メキシコ大会、4位に終わった2012年ロンドン大会と過去2度とも跳ね返された厚い壁を突き破るヒーローは、今大会絶好調のFW久保建英(20)か。スペイン1部の名門レアルマドリードに加入2年目の今季も実力不足とみなされ、下位クラブに2度もレンタルされる“流浪生活“。来季も“3浪”が濃厚だが、同世代のエリートがそろうスペイン相手に活躍できれば、日本に53年ぶりのメダルをもたらすとともに、自らのサッカー人生を大逆転できる。

 スペイン1部はEU圏外の選手が3人しかベンチ入りできない規約があるため、“外国人”の久保は名門に籍を置きながら過去2シーズンはマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェの3クラブを渡り歩く辛酸をなめた。

 スペイン紙の観測では、「アス」が来季もレンタル移籍が“本線”とする一方で、「マルカ」はクラブが去就の決定を迷っており「チャンスを得るに値する」と報じるなど意見が割れている。「銀河系軍団」の異名を取るクラブは、8月中旬開始の新シーズンに向け、多士済々の選手たちを練習試合を通して厳選している段階。そんな大事な時期にチームを離れ五輪参戦中の久保にとって、五輪が唯一にして最後のアピールの場といえる。

 本人も自覚十分で、1次リーグでは3戦連続ゴール。スペインメディアも「日本のスターは久保建英」「久保が違いを生む」などと絶賛し、マルカの世論調査では久保をRマドリードに残留させるべきと望むファンは88%に急騰した。

 次戦の相手がスペインなのも格好の試金石となる。移籍専門サイト「トランスファーマーケット」では、五輪出場選手の市場価値をランキングしており、久保は1500万ユーロ(約19億5000万円)で32位。金メダル候補のスペイン代表にはその上に13人もいる。Rマドリードで同ポジションのライバル、FWマルコ・アセンシオ(25)は11位の3500万ユーロ(約45億5000万円)、1位の若き司令塔MFペドリ(18)=バルセロナ=は実に8000万ユーロ(約104億円)に達する。

 10歳で海を渡りバルセロナの下部組織で鍛えられた久保にとって、値札では格上とされる同じリーグの同世代のスペイン人選手たちへの意識は相当なものがある。普段はクールな天才肌が「俺がチームを勝たせるという気持ち。今までこういうことを言ったことはないけど、ちょっとビッグマウスになろうかなと思います。しっかり次は結果を出す。死ぬ気でやりたい」と闘志をむき出し。今こそ人生を変える下克上のときだ。

zakzak

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