デルタ株は「水痘級」感染力、米CDC発表 深刻な“職場パンデミック”の恐怖 知事会は「ロックダウン」提言も - イザ!

メインコンテンツ

デルタ株は「水痘級」感染力、米CDC発表 深刻な“職場パンデミック”の恐怖 知事会は「ロックダウン」提言も

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を引き起こしているデルタ株の感染力について、米疾病対策センター(CDC)は「水痘(水ぼうそう)に匹敵する」との見解を示した。国内でも30代以下を中心に拡大が止まらないが、会食だけでなく職場での感染も深刻だ。全国知事会はロックダウン(都市封鎖)の手法検討を国に要請するが、封じ込めはできるのか。

 CDCがまとめた内部文書では、デルタ株は中東呼吸器症候群(MERS)、重症急性呼吸器症候群(SARS)、季節性インフルエンザなどより感染力が大幅に強く、感染者1人が他の8~9人程度に広める恐れがあるとした。ワレンスキ所長は、デルタ株が「これまで知られた中で最も感染力の強いウイルスの一つ」との見解を示す。

 一方で内部文書は、ワクチンで重症化や死亡のリスクを10分の1以下に減らせるとも強調した。

 日本国内では65歳以上の約75%が2回のワクチン接種を終えており、東京都内の感染者も65歳以上は3%以下とワクチンの効果は明白だ。

 一方、本格接種がこれからの現役世代は感染の危険と隣り合わせだ。都内の感染者のうち30代以下の割合が7割を超えている。会食による感染も多い一方で、気がかりなのは職場での感染が急増していることだ。

 都のモニタリング会議の資料では、感染経路が判明している人のうち職場感染の割合が15・4%で、同居人(55・8%)に次いで2番目に多く、1月14日の6・9%から10ポイント近く増えている。職場感染は7割前後が20~30代だ。

 こうした状況を受けて、今月1日に開かれた全国知事会で小池百合子都知事は「テレワークを徹底してほしい」と呼び掛けた。

 知事会は、各地で感染者が過去最多を記録し、重症者や病床使用率の増加が見られるとして、外出を厳しく制限するロックダウンのような手法の検討を含む国への緊急提言をまとめた。国民には夏休みの旅行や帰省の原則中止・延期を求めるメッセージを出した。

 日本にはロックダウンの法的根拠がなく、菅義偉首相は7月30日の記者会見で「日本にロックダウンはなじまない」と述べているが、緊急事態宣言が有名無実化しており、ワクチン接種の加速以外に武器がないのも実情だ。

zakzak

  1. 市から突然1300万円請求…なぜ? 年金生活の80代女性に 専門家「今後数年で同様の高額請求を受ける人は増える」
  2. コロナ収束後、「ないままでいい」飲み会 3位「新年会」、2位「会社の定期飲み会」、1位は?
  3. たばこ値上げ、約61%が「禁煙しない」 決意する価格は?
  4. 高市氏の記者会見場で報道関係者怒鳴り声