菅首相、剣が峰の横浜市長選 保守分裂、次期衆院選に影響も - イザ!

メインコンテンツ

菅首相、剣が峰の横浜市長選 保守分裂、次期衆院選に影響も

産経ニュース
菅義偉首相(春名中撮影)
菅義偉首相(春名中撮影)

菅義偉首相(自民党総裁)の地元で行われる横浜市長選(8日告示、22日投開票)が与野党対決の構図となり、次期衆院選の前哨戦として注目を集めている。首相は自身に近い小此木八郎前国家公安委員長の全面支援を表明し、立憲民主党は元横浜市立大教授の山中竹春氏を擁立した。首相は目前に迫る衆院選を前に、地元での敗北が許されない剣が峰に立たされるだけに、野党は急所を突こうと躍起になっている。

「自民党の今後の政権に影響を与えることは、直接関係ないと理解している」

自民党の下村博文政調会長は7月28日の記者会見で、市長選の結果と今後の政権運営について聞かれ、こう語ったが、敗北した場合に備え、予防線を張ったのは明らかだった。

首相にとって、現職閣僚だった小此木氏の出馬は想定外で、地元のタウン誌では「痛手」「困惑した」などと語った。それでも支援を明確にするのは、選挙戦が事実上の保守分裂となり、野党が漁夫の利を得る可能性もあるためだ。

選挙戦の構図は、小此木、山中両氏に4選を狙う現職の林文子氏が加わる「三つどもえ」(自民党神奈川県連幹部)との見方が強い。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致が争点となる。

小此木氏は首相が肝いりで進める国のIR推進に賛成する一方、横浜への誘致は市民の反対を理由に断念する考えだ。しかし、林氏とともに計画を進めてきた自民党横浜市連は自主投票を決定。市議の多くは小此木氏を支援する構えだ。

一方、公明党は自民市連の対応を踏まえ自主投票を決めた。横浜選出の県議や市議団は小此木氏を「自主的支援」する方針だ。

小此木氏が敗れれば、次期衆院選と自民総裁選に向けた首相の戦略に悪影響が出かねない。今年に入り、自民は重要選挙を落とすケースが目立つ。4月の衆参3選挙に1勝もできず、山形、千葉、静岡の各知事選は自民推薦候補が敗れた。

今は政府の新型コロナウイルス対策が評価されず、菅内閣の支持率が低迷している。首相の地元ですら結果を残せないならば、「衆院選前に総裁選を行い新たなリーダーを選ぶべきだ」との声が党内で高まり、「菅降ろし」の芽が出てくるとの指摘もある。

こうした情勢もあり、立民は市長選を「菅政権に審判が下る選挙」(江田憲司代表代行)と位置づける。

「(新型コロナの)感染状況、ワクチン接種の進捗状況など政権が問われる。首相のおひざ元だから国政への影響も多大だろう」。神奈川県連に所属し、山中氏の擁立を主導した江田氏はこう強調する。別の立民幹部も「首相が応援すると明言しているからには、小此木氏が負ければ『菅政権は信任されていない』ということ。党(本部)としても重要な選挙だ」と語る。

山中氏は立民と連合神奈川の推薦、社民党の支援を得る。共産党は山中氏から推薦依頼がなかったため、党県委員会が自主的に支援する形を取った。連合の推薦を得て、共産は擁立を見送ることで結果的に候補を一本化-という立民が次期衆院選で目指す形に近い枠組みになった。

共産の志位和夫委員長は7月29日の記者会見で「野党の連携、結束、協力をできるだけしっかりしたものにして次(衆院選)につなげたい」と述べた。(今仲信博、田中一世)

  1. おかえりモネ、部屋から出た「宇田川さん」に膨らむ視聴者の予想「ブッキー説を提唱」「宇田川さんは妻夫木でしょ?」の声
  2. 内田理央のおっぱい写真にファン大興奮「一瞬ビビった」「萌え死んだ」
  3. コロナ後遺症でEDの可能性 感染した男優は「引退も考える状況」
  4. 「ガラケー」に迫る終焉 携帯3G、来年から各社で終了
  5. コロナワクチン「間違った打ち方」で抗体が不十分となるリスクも