【豪雨、土石流…災害時のリスクマネジメント】乗車中の列車が運転中止になったときの対処法 目的地までの途中でとりやめは全額返金/出発駅へも無料 - イザ!

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豪雨、土石流…災害時のリスクマネジメント

乗車中の列車が運転中止になったときの対処法 目的地までの途中でとりやめは全額返金/出発駅へも無料

 静岡県熱海市を土石流が襲った日。大雨のため、午前7時頃から東京発の東海道新幹線は運転を見合わせ、10時45分頃から運転を再開した。私が乗ったのぞみ9号は、到着時刻を2時間以上遅れて名古屋駅に到着したため、特急券は払いもどしの対象となった。

 私はその日は宿泊予定だったので、影響はなかったが、この日の午後9時頃、JR東海は、土石流が発生した小田原-熱海間の線路構造物の安全確認ができないため、終日、運転を見合わせることにした。東京-小田原間を走行中の下り列車は東京に戻り、新大阪-三島間を走る上り列車は新大阪に戻ることとなった。列車ホテルが用意され、乗車から9時間も新幹線車内にいることになった乗客もいた。

 今回のケースのように、乗車中の特急列車が目的地までの途中駅で運転をとりやめた場合は、運転をとりやめた列車の特急・急行料金は全額返金される。また、出発駅へ無料で戻ることもでき、この場合は運賃・料金の全額が払いもどされる。

 今回は、新幹線が途中で止まり、何時間も閉じ込められた乗客も多いが、各駅停車で新大阪や東京に戻る途中で、在来線に乗り換え、出発駅に戻ってホテルに宿泊し、翌日移動した乗客もいた。この場合、手頃な料金の駅近のホテルは、予約がすぐに埋まるため、素早く行動しなければならない。

 東海道新幹線は、出張で利用する人も多いと思うが、今回のように全面的に運転見合わせになると、他の移動手段を考えなければならなくなる。

 今回、翌日の中部発羽田行の飛行機は、すぐに満席になった。

 少しでも早く目的地に到着したい場合は、鉄道でも、ほかのルートを使うしかない。

 名古屋-東京間の場合は、東海道新幹線が利用できない場合、名古屋から特急ワイドビューしなので、松本か塩尻まで行き、そこで特急あずさに乗り換えると、新宿まで行くことができる。塩尻のほうが、松本より距離は短くなるが、塩尻には停車しない特急あずさがあるため、どちらが早く新宿に到着するかで、乗り換え駅を選ぼう。早く到着する列車だと、4時間30分程度で名古屋から新宿まで行くことができる。ちなみに、きっぷの金額はどちらの乗り換えでも同じで、1万1400円くらいだ。

 新大阪-東京間の場合は、大阪に行き、特急サンダーバードで終点の金沢に行き、北陸新幹線に乗り換え、東京まで行くことができる。東海道新幹線が利用できない場合、ほかの移動ルートを検索しようとして、新幹線を利用しない設定にすると、北陸新幹線も出てこなくなり、このルートも見つからない。停車駅の少ない列車を選べば、5時間40分程度で大阪から東京まで行くことができ、きっぷの金額は1万8500円くらいになる。

 今回のケースでは、翌日、東海道新幹線は運転再開したが、再開しなかったときのために、こういうルートがあるのは、知っておいたほうがいいだろう。(ファイナンシャルプランナー 古鉄恵美子)

 熱海市の土石流で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

zakzak


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