【田中星児 伝説のステージ101を大いに語る】胸に残る歌「D-51」誰も来ないトイレで何度も練習 5枚組CD「ステージ101 GO!」発売中 - イザ!

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田中星児 伝説のステージ101を大いに語る

胸に残る歌「D-51」誰も来ないトイレで何度も練習 5枚組CD「ステージ101 GO!」発売中

 当時、東洋一とうたわれた巨大スタジオから放送されていた『ステージ101』(NHK)。ヤング101のメンバーだった田中星児(73)はスタジオの広さをこのように語る。

 「NHK放送センターの『101スタジオ』は広くて、スタジオの片側でバンドが演奏すると、反対側にいる演者の僕たちには0・5秒ぐらい遅れて聞こえてくるの。なかなか合わせるのが大変でしたよ」

 番組ではオリジナル曲に加え、洋楽のカバーや民謡まで手がけた。

 「洋楽なんてビルボードで流行している曲をすぐに取り入れるから、レコードから譜面を起こして、スタッフも大変だったでしょうね。『アクエリアス』や『プラウド・メアリー』は盛り上がったなあ」

 一方で「民謡はこぶしなんてうまく回せるわけないし、何で歌うんだろうってその時は思いました。幅広い層の人に見てもらいたかったんでしょうね」と苦笑いも。

 田中は印象に残る歌として、まきのりゆきとのデュエットで歌った『D-51(デゴイチ)』を挙げる。

 「ギターを抱えて歌ったんですが、2人で編曲して、途中に童謡の『汽車』を織り込んだり、歌詞に高見山を入れたりしてね。101スタジオの一番奥の誰も来ないトイレで何度も練習したんですよ」

 さらにテーマソングの『ヤッポン』も忘れられない歌のひとつだ。

 「ステージ101って書かれた大きなシャッターが開いて、そこからヤング101がなだれ込んでくるんです。『ヤーッ!』というかけ声で『ヤッポン』が始まります。広い101スタジオに変化に富んだセットが組まれて、ヤング101が歌い踊るんです。スケールがすごかったですね」

 人気を集めた番組だったが、1974年3月に終わりを告げる。

 「若かったから、終わりなんてないって思っていたので切なかったなあ。それでも公開収録で地方に行ったとき、タクシーに乗って行き先を告げたら、『田中さんですか?』って言われて驚きました。声で分かったそうです。ほんとNHKのすごさですね。悪いことはできないなあって怖かったですよ。本当に僕の青春でした」

 熱い気持ちは今も消えることはない。

 ■ステージ101 1970年1月から74年3月までNHK総合で放送。ヤング101の貴重な音源129曲を収めた5枚組CDボックス『ステージ101 GO!』(ソニー・ミュージックダイレクト)は好評発売中。

 ■田中星児(たなか・せいじ) 1947年8月27日生まれ、73歳。奈良県出身。70年、『ステージ101』でデビュー。71年から『おかあさんといっしょ』のうたのおにいさんとしても活躍。76年には『オー・マリヤーナ/ビューティフル・サンデー』が大ヒットする。BSフジ『クイズ!脳ベルSHOW』に出演中。

zakzak

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