大橋悠依「楽しんで」戴冠 競泳金第1号

産経ニュース
【東京五輪2020 競泳】女子400メートル個人メドレー決勝 優勝し喜びを爆発させる大橋悠依=25日、東京アクアティクスセンター(恵守乾撮影)
【東京五輪2020 競泳】女子400メートル個人メドレー決勝 優勝し喜びを爆発させる大橋悠依=25日、東京アクアティクスセンター(恵守乾撮影)

ライバルが追いすがっているのはわかっていた。指先がプールの壁面に触れると、すぐに電光掲示板の方を振り返った。

「逃げ切れた」。勝利を確認すると、水面を思いっきりたたいて喜びを爆発させた。女子400メートル個人メドレーで一気に世界の頂点に上り詰めた大橋悠依(ゆい)(25)。もっとも、泳ぎ終わった直後は、実感がわかなかった。「まだ夢みたい」。でも、「すごい楽しかった。それが私が水泳をしている全て」。そう言い、大粒の涙をぬぐった。

子供のころから、苦しさに向き合い、乗り越えていく力を持っていた。

滋賀県生まれ。3姉妹の末っ子で、姉たちの影響で幼稚園のころから水に親しんだ。スイミングクラブで、小学校から高校まで大橋を指導した奥谷直史さん(53)は、「与えられた課題の意味を理解し、1本目から最後まで、集中してできる強みがあった」と振り返る。

母校、草津東高校(滋賀県草津市)で担任だった藤江隆史さん(48)は、水泳大会と高校の定期テストが重なり、練習でふらふらになりながらも放課後に勉強する大橋を覚えている。「しんどいなら休んだらええやん」。声をかけると、きっぱりと返事が返ってきた。「負けて2番になるのは、かなわんので」

よく笑うムードメーカーでもある。高校当時、合宿先のホテルでは夜な夜な、大橋の部屋から歌声が漏れ聞こえてきた。ヘッドホンをして好きな曲を歌う。翌日のレースに向けたリラックス法だ。

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